サンダーバードを見てきました

毎週火曜日は、シネマイレージ・ディということで、１３００円で
映画が見れるので、待ちに待った「サンダーバード」を見てきました。

「サンダーバード」の原作のTVシリーズは、１９６５年放送開始という
ことで、僕が小さい頃に見ていたのは、当然、再々々・・・放送です。

作品的（人形アニミの実写化）に賛否両論ありそうですが、僕は満足して
帰ってきました。昔のアニメ風なタイトルバックとスタッフロールで
始まるのも面白かったし、小さい頃にＴＶで見たままの各マシン達や
ファッション、少しアレンジは変わったけど、それとわかる音楽など、
まさに「サンダーバード」そのものでした。男の子は各種メカに心踊る
だろうし、女の子には”イケメン”が多く出てくる映画として満足できる
と思う。

ストーリー的には、国際救助隊（IR）に助けてもらえなかったことから、
ジェフ・トレイシーにうらみをもったフッドによって、宇宙ステーション
サンダーバード５号が攻撃される。すぐにジェフ達はサンダーバード３号で
５号にいるジョンの救出にむかうが、手薄になった基地を占拠されてしまい
ピンチになる。そこで、まだ幼さから隊員として認めてもらえてない末っ子
アランと友人ファーマット、ティンティンの３人が危機を救うというもの。

途中「スパイキッズ」かと思うようなシーンやステレオ・タイプな東洋の
衣装を身につけ、「スターウォーズ」のフォースのようなあやしげな力を使う
フッドに違和感は感じるものの、最初と最後がメカを使った人命救助という
”サンダーバード”らしく出来ているから、まぁいいかなと。実写になったから
といって国際救助隊＝アメリカになっていない点は高く評価です（笑）
まぁ原作がイギリスなのだから当たり前といえば当たり前なんだけど（苦笑）

それにしてもトレイシーボーイズは、男の僕がいうのもなんだか、
かっこいい役者ばかり集めたなぁと思った。出番が冒頭と最後にしかない
のが残念だ。作品の５０％は末っ子アランの”スパイキッズ”状態（笑）
しかもレディ・ペネロープと執事のパーカーは、いてもいなくても
いいくらいの扱いになっている。どピンクで登場するので、存在感は
ピカイチなんだけど、話の流れて的にはスパイキッズのパパママ的な
存在。まぁソフィア・マイルズはカワイイからいいけど（爆）
パーカーは、原作の人形にそっくりすぎてびっくりでした。

つっこみ所が多数あるのを承知の上で、この作品見ての感想は
「面白かった！金を払ってみた甲斐があった」と言いたい。

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