考古学の最新事情（トロイ）

最近ネタが偏っていたので、ひさびさのサイエンスネタ

先週の「世界ふしぎ発見」で、今や映画にもなっている
「トロイ」について取り上げられていました。

考古学者ハインリヒ・シュリーマンの光と影ということで
トロイを取り上げていたのですが、小学生の頃にシュリーマンの
伝記をよく読んでいた少年としては今回の放送内容は、かなり
衝撃的でした。光より影にスポットをあてた内容で彼の発掘した
遺跡は実はトロイ戦争のあった時代とされているものとは違って
いたこと、そして発掘の方法が雑で後世、検証が難しくなって
いること、発掘した財宝を自分の所有にしてしまったことなど、
小学生の頃に読んだシュリーマンはどこへ？というほどに評価が
変わっているのだなぁと思いました。
学問も変化していて、昔の定説が今でも定説であり続けるという
わけではないということですね。自分の知識も更新しないといけ
ないなぁということを番組を見て思いました。

現地の写真などものっているKoshinのヨーロッパ探索記を
見つけたのでリンクしておきます。いつか行ってみたいです。