賛否両論

次世代産業について賛否両論あったので、
読み比べていました。

森永卓郎氏の萌えるアキバが日本を変える
山形浩生氏の「おたく立国」ってマジ？

お二方とも共通しているのは、マンガなどサブカルチャーな
人というか、周辺系な存在というべきか、そういった人々が、
次世代産業を担う存在になるという点。

森永氏は

新しい産業が産声を上げる時は、必ずヘンなモノ扱いを受ける。私は「萌え」こそが日本の新しい産業創造の基盤になっていくのだと確信している。

といっており、ルネサンス時代のダヴィンチなど、
たしかに時代の先端を行く人は、変人呼ばわりされる
ことは理解しますが、萌えな人やアキバ系の人が
それに準ずるということなんでしょうか。あくまで
次世代産業の中心になるということです。

その点、山形氏は

さらにアニメと言ったってみんな宮崎アニメみたいなお上品なもんじゃないぞ。エロアニメとかロリ萌（も）えコミックとかギャルゲーとか、おたく系コンテンツってのはろくでもない代物も多い。でもそれがすそ野となって今の文化的な広がりと強さが実現されている。

といっており、萌えやアキバ系な人は、
あくまで「すそ野」だという認識ですね。

一般的には山形氏の意見の方が、受け入れられやすい
のではないでしょうか。はたして萌え・オタク・アキバ系は
次世代の中心になるのか、すそ野になるのか。