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SELinuxの実力はいかに

2004年04月17日 | 情報技術関連
CNET Japanより

SELinux(Linuxカーネル2.6)に関しての記事がありました。
管理者権限を分散し、プロセス単位のアクセス制御機能も
ついて、被害に合っても、ごく一部のファイルが閲覧される
たけとありますが、その一部が重要文書だったら、どうする
のでしょうか。そもそも既存のOSでも設定をきちんとすれば
ある程度のセキュアな状態を維持できると思うので、侵入
された後に注目するのであれば、インシデント(足跡)が
消せないような仕組みを標準実装するほうがOSの本分に
あっている気がします。監査ログ機能もついているとあり
ますが、既存とどう違うのかには触れていないので、わかり
ませんが、違いがないとすると監査ログも消せてしまうので
あまり意味がないかもしれません。
10種のワームをつかった攻撃では8件防いだとあり
DosやXSSなど侵入以外の攻撃には対応できないとのこと。
ファイアウォールとの併用が必要とあるので、その点は納得
侵入検知にはsnortなどIDS分野がアツイようです。

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