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ミュージック・オブ・ハート

2004年09月04日 | 前に見た映画
50人の子供が弾くキラキラ星に感動[2000年公開]

実話をもとにした話ということで、より一層感動しました。ニューヨークの
イーストハーレム。そこの小学校で子供達にヴァイオリンを通じて音楽の
素晴らしさを教える女性、ロベルタ・ガスパーリとその生徒達の話です。

ストーリーは、主人公のロベルタ・ガスパーリは夫と別れ、2人の子供と故郷の
ニュージャージーに引っ越してくる。知人の紹介でNYイースト・ハーレムにある
小学校で、音楽の臨時教員として、50人の生徒にヴァイオリンを教えることに
なる。この学校がある地域はニューヨークでも一番物騒といわれ、管理主義的な
学校の体制、人種差別の壁、暴力に巻き込まれ家族を失う生徒など、ロベルタが
直面する問題に対して、音楽への情熱でそれを克服していく。
10年後には年150人を抱え、クラスに入る為に抽選しなければいけないほどの
人気クラスになった。しかし、市の教育委員会の予算削減を受け、クラス存続の
危機になった時、みんな力を合わせてチャリティーコンサートを開くことになる。
彼女の友人の夫で世界的なヴァイオリニストのアーノルド・スタインハートや
イツァーク・パールマンまで招いて公演しようと計画するが、コンサートの
6週間前に会場が事故で使用不能に。窮地に陥った彼女たちを救ったのは
アイザック・スターン。あの有名なカーネギーホールの館長にして、世界的な
名ヴァイオリニスト。クライマックスが、そのカーネギーホールでの生徒達の
”キラキラ星”の演奏から始まって、”2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調”
(バッハ)での超一流ヴァイオリニストとの競演も実現し、コンサートは
大成功に終わる。その後、クラスは存続することになり、現在に至る。

最初は、先生であるロベルタに反抗しまくりの生徒達も次第に音楽にふれることで
心を開いていく。そして、なによりも感動したのは、本当に当時のコンサートを
再現するかのように超一流ヴァイオリニストと生徒役の子供達、先生のロベルタを
演じるメリル・ストリープが競演しているシーン、感動です。
この作品でメリル・ストリープは、2000年のアカデミー賞・主演女優賞と
ゴールデングローブ賞・主演女優賞にノミネートされました。主題歌サントラは
グラミー賞・最優秀主題歌賞にノミネートされたことでも、この作品の質の高さは
証明された形になりましたね。この作品中に出てくる生徒には、本当のロベルタの
教え子も特別出演していて、映画のために猛特訓を受けた子役や先生役のメリル・
ストリープとすばらしいメロディを奏でている。

何回見ても感動が色あせないのは、この作品が実話だからだと思います。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リアリティのある感動 (えんどー)
2004-11-04 02:02:56
TBありがとうございます。えんどーと申します。



この作品は僕も好きです。

本物志向もそうですが、メリル・ストリープの演奏も、演技も、

ホントに音楽の先生みたいでしたもん。

子どもたちのキラキラした表情も印象的です。
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ありがとう (ダイアン)
2005-01-10 10:25:01
TBありがとうございます。



とっても良い映画でした。本当に。

メリル・ストリープって本当にすごい!!
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