そうなってしまったのは、特に悪いことをしたわけでもないのに、その言葉使いは何だ！その態度は何だ！といきなり父親から怒られることが度々あったからでしょう。
今だからわかります。それはモラルハラスメントだと。
モラルハラスメントの説明を見てみると、当人は無自覚みたいです。
自分が持っている観念のフィルターを通して見ているため、子供であっても自分に対して失礼な態度をとっていると思ってしまうのかもしれません。
あと、それに関連して嫌なことがあります。
こういった精神的虐待が外から見えないために、人からこちらのほうがダメ人間のように見られることです。
そういう目に合ったことがない人にはわかりにくいのだとは思いますが……。
あなたの目は節穴か！？と、驚きと怒りの入り交じった気持ちになります。
Wikipediaで紹介されているマリー＝フランス・イルゴイエンヌも言っているように、「長期的に悩み苦しむこともよくある」まさにそんな感じです。
心の傷は案外深いのだと、今さらながら思いました。
それでも、こうやって文章化し客観的に見ることができるようになったのは前進だと思います。
同じような悩みで苦しんでいる方の少しでも参考になればと書いてみました。
Photo by Maa's Little Room
