ローブのフードを目深に被った女性がこちらに向かって歩いてきます。
ほとんどシルエットのような姿で、右手に魔法使いが持つような杖を持っていました。
こちらに向けたその杖の先はまるで星のように光っています。
女性は私の前に来ると、あたかも魔法をかけるかのように杖を軽く上下させました。
実は、その魔法使いのような女性の姿を見る前に考えていたことがありました。
自分の気分をアップさせるために、自分が心から楽しく感じたことを思い出したいと。
ところが思い出せないのです……。
毒親の毒親たるゆえんは、子供が心から楽しいと思うことを破壊するからなのでしょう。
普段の生活のなかに“毒”がまき散らされているため本来は楽しいと感じるものも、そう感じなくなってしまうのです。
そんなときに見えてきたのが、さっきの女性です。
彼女が杖を振ったせいなのか(?)、一つ思い浮かんだことがありました。
手放しで楽しさを満喫できなかった過去の状況に対して、それをネガティブに受けとめるのは止めようと思ったのです。
それは、トランサーフィンのこんな言葉を思い出したからです。
もしあなたがネガティブに思われる出来事をポジティブなものにみなそうと意図すれば、すべてはまさしくそのとおりになるだろう
ああ、そうだった!そうだった!
すっかり忘れていました。
尋常じゃない捉え方だから、繰り返し思い出すようにしないと忘れてしまうのです。
それにしても見えてきた女性は何者だろう?
ガイドが魔法使いに扮して現れたのかしら? 魔法好きの私のために。
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ティンクル

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