(以下、紫の文字は本より)
うつ病の患者は自分自身に極めて厳しく、他人に対してなら発揮できる忍耐と理解を自分に対して適用できないケースが多い。
(これって、鬱っぽくなる人にも当てはまることなのかしらと思いました)
この本ではそういった症状を、VRを使った実験で緩和できた件もあったと述べていました。
どんな実験かというと、
うつ病患者をVRの世界に連れて行き、そこで一人の〝仮想の子供〟と交流させる。患者はその子供に優しく思いやりのある言葉をかける。その発言は録音されている。次に、その患者にもう一度同じVR世界を体験させるのだが、今度は患者は〝仮想の子供〟としてその世界を体験する。前に自分が発した優しい言葉を、あたかも他人から話しかけられるように聞くのである。
この実験で、一部の患者は〝仮想の子供〟としてではなく、肉体を持たない第三者として優しい言葉を聞くというのがありました。
どちらの場合も患者の自己批判は和らぎましたが、特に〝仮想の子供〟として聞いたときは、自分への思いやりが極めて増大したそうです。
このようなVRは、病気とまではいかないけど厳しい自己批判をしてしまう人にも効果があるのではないかと思いました。
VRを使って性格を良い方に変えられたらいいですね。
未来はそんなことになっているかもしれません。
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