すると“自分の頭に浮かんでくる思考に自分のオリジナルはほとんどない”というフレーズが妙にひっかかりました。
“自分で思考を作り出しているつもりでも、実際は脳のネットワークでつながっている誰かに影響されてその思考は伝わってきている”のだそうです。
カリカリと怒りっぽくなるのも、どこかに接続されているのだろうか?
そこで、自分の心の中を探ってみました。その感情の源はどこなのか、深く、深く探っていったのです。
すると、イライラとした感情のもとは「心配する」という感情だと判明しました。
これは親が私に思っていたことではないかな!?
「おまえはバカだ!」と言われたら、明らかに侮辱されていると分かります。
ところが「心配なのよ!」と言われたらどうでしょう?
心配してくれているのか、有難いなって思ったりしますね。
でも、この「心配」というのがくせ者なのです。
相手をやたら「心配する」という心境は、「あなたが上手に物事をできるなんて信じられない」とか、「安心できないダメな人間だ」というメッセージを送っていることと同じなのです。
たとえ子供に対してでもこれは失礼ですよね!! 魂的には同等の存在なのですから。
(ただ、心配だ、心配だと言うのではなく、上手くサポートしてあげようという気持ちがあるのなら良いと思いますが……)
ある意味、「バカだ!」と言われるより、わかりづらい分、たちが悪いです。
やはり、感情の因は親に行き着くようです。育っていく過程で多大な影響を受けているのでしょう。
そういう親のもとに生まれた自分もその要素を持っているということでしょうね。
そのことに気づくため生まれてきたのかもしれません。
あなたが心配よ!ネットワーク。これ、いらないわ!
そんなことに気づいたら、気持ちが軽くなりました。(「心配」それって私の考えじゃなかったんだもんね~♪)
代わりに「あなたを信じている」という言葉が良いそうです。(斎藤一人さんのお話から知りました)
「あなたを信じている」ネットワークにつながりたいわ!!
そんなことをあれこれ考えていた冬の日でした。


