末期癌症状から臨死体験をして戻ってきた著者がその体験から学んだことを書いています。
臨死体験をした後、驚くなかれ著者は癌が治ってしまったのです!!!
これはおとぎ話ではありません。実体験により意識が変わった、というか自分の真の魂が輝くことで病気が治ったそうです。
著者いわく
すべて体験し終わったあとで、自分に起こったヒーリングについて話したり、「信頼して手放し、生命の流れに任せよう」と言うのはたやすいですが、どん底にいる時は、それを実践するのはもちろんのこと、何から手をつければよいのかさえわからないかもしれません。でも、その答えは案外シンプルで、〝自分に対する愛〟を持つということなのです。
自分に対する愛を深めることがいかに大切であるかは、どんなに主張してもしすぎることはないでしょう。
もし難題にぶつかったら、自分につらく当たらないことがまず大切だと学びました。たいてい問題の原因は、はっきりと目に見えるところにはなく、自分に対する批判が原因です。私が自分自身の最悪の敵になるのをやめて、もっと自分を愛し始めた時、周囲の人たちとの衝突も自然に減っていきました。
自分を愛することって大切なのですね!
また、このようなことも書かれています。
自分と他人のためにできる最善のことは、意識的に自分をうきうきした気分にさせて、幸せを感じることだと固く信じています
でも、もしネガティブな考えが忍び込んできたら、それを批判せずに受け入れて、ただ通り過ぎるのを待っているほうがいいように思うのです。
引き寄せの法則についても言及しています。
「ネガティブな考えが、人生にネガティブなものを引き寄せる」という大雑把な説は、必ずしも真実ではありません。この説のせいで、すでに苦しみを経験している人たちが一層ひどい思いをしているのです。さらに、自分の考え次第で、もっとネガティブな状況を引き寄せるかもしれないという恐怖感も生み出します。この考え方をやみくもに主張すれば、つらい時期を過ごしている人たちに、彼ら自らがその出来事を引き寄せたと思わせてしまうでしょう。それはまったくの偽りです。もし不愉快な状況を生み出したのが自分のネガティブな思考だと信じれば、私たちはびくびくするようになるに違いありません。けれど、そのような状況は、実際は、思考よりもむしろ感情と関係しているのです。特に、自分自身についてどう感じているかが大切です。
また、ポジティブなものを引きつけるには、単に陽気でいればいいというのは本当ではありません。これは強調してもしきれないことですが、自分自身についてどう感じているかが、人生の状況を決める上で一番大切なことなのです。つまり、自分自身に正直でいることが、ポジティブでいるよりもずっと重要です。
これを読んで思いました。同じことをしても、上手くいく人とそうじゃない人がいるのは、その人が自分自身をどう感じているかの違いなのだと。
自分に正直になろう!(別に嘘をついていたつもりはないけど、自分自身がネガティブになることを恐れていたのかもしれない…)
最後に本のカバーにあった言葉を
ただ存在するだけで、
愛される価値があるのです。
必要だったのは、
ただありのままの自分でいること。
自分の本当の姿である〝愛〟でいれば、
自分も他人も癒せるのです。
愛される価値があるのです。
必要だったのは、
ただありのままの自分でいること。
自分の本当の姿である〝愛〟でいれば、
自分も他人も癒せるのです。
Photo by ミントBlue