避けられないストレスなら、それを良いものとしてとらえた方がいいということでした。
それなら、もう少し理解を広げた解釈もできるのではないかと思いました。
自分に起こる『これちょっとまずいんじゃないの?』という物事についても、
『実はこれは良いことなのだ!』ととらえてみようと思ったのです。
普通だったら、『何でこんなことが起こるの? 嫌だな~!』と思うばかりだったのを、
ただ『嫌だ!嫌だ!』と思うのではなく、“これは良いことが起こっている!”と思ってみるのです。
「あなたと宇宙とあなたの使命」(浅見帆帆子 著)という本にこんな一節があります。
夢や望みを実現させるには、その夢に必要な条件を満たさなければなりません。
その条件とは、頭で考えて思いつく環境的な条件の他に、その夢や望みにふさわしい器になるという「心の条件」もあります。
ところが、心の条件を満たすために心を成長させるのは、これまでと変わらない日常生活では難しいものです。
一見、嫌な出来事やトラブルは、この成長しにくい心に変化を起こすために起きる のです。
表面的なトラブルの裏に隠された本当の意味を冷静に見ると、それが自分になにを伝えようとしているのかがわかります。
その気付くべき内容は、人によって本当にさまざまです。
起こった不快な出来事に対して、ただ嫌だと思うのではなく、『これは私を成長させるヒントを与えてくれるのだ!』と思うことで、今までに気づかなかったことに気づけるようになるのかもしれませんね。
一つ一つ、目の前に起こったことに真摯に向き合っていくことで、いつの間にか自分の理想に近づいていけるのかもしれません。
追記:帆帆子さんの本によると、成長する必要のある部分に気付いた途端、流れがよくなったり、タイミングがそろったり、心に平安を感じたりするそうです。
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