そこに古代インドのウパニシャッド(奥義書)の一節が載っていました。
ブラフマンの城、すなわち、身体の中にはハートがあり、
ハートの中には小さな白い蓮華の家がある。
ブラフマンとは人間の外にあるこの宇宙であり、
その宇宙はハートの白い蓮華の中の空間でもある。
そしてその空間は外の宇宙と同じく広大である。
その中には天と地があり、
火と風があり、太陽と月があり、
稲妻や星々がある。
この世において人が所有するもの、所有しないもの、
そのすべてがそこに存在している。
「チャーンドギア・ウパニシャッド」より
「その空間は外の宇宙と同じく広大である」という言葉は、普通に考えるとちょっと想像しづらいと思います。
でも、そのとき私が思い浮かんだのはヴァジム・ゼランドのトランサーフィンシリーズの中にあった言葉でした。(どこに載っていたかな~?わかんない💦)
確か……内(ミクロ)の世界に向かうときも外(マクロ)の世界に向かうときと果てしなさという点では変わらないということでした。
そう考えると、ハートの中の白い蓮華の家にはすべてがあると言えるのかもしれません。
この奥義書は大昔のものですよね。
もうすでに色々なことが解明されていたということなのでしょうか。
自分の中にすべてがある。
そういう言葉は聞いたことあるけど……。
現代の科学によって無限という概念が見えてきたとき、はじめて納得できる内容だと思いました。