まるで薄暗いトンネルの中を歩んでいるように感じた昔のことを。
それは父の介護をしていたときのことでした。
母はそのときすでに他界していましたから、私が病院に付き添って行ったりして世話をしなくてはならなかったのです。
いろいろなことをやらなくてはならなくて、屈強とはいえない体や精神はかなり疲弊していました。
そんな時期も過ぎて自分の心の赴くまま人生を歩めるようになったとき、気がつくと今の世界にいたのです。
それはあの頃の薄暗いトンネルの世界からすると、まぶしい程の世界でした。
今そのことを思い出したのです。
今はごく当たり前になっている世界だから、そのことをすっかり忘れていました。
あの頃は、このような未来の姿は想像できませんでした。(実際、その頃、存在自体ないものも多くありましたから)
今、世界は先の見えない暗雲が広がっているような様相ですが、一条の光を求めて進みたいものですね。
コメント一覧
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事