林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

スライド・ギターだとぉ!!

2015年03月17日 18時27分23秒 | つぁん


ずっと前からやりたかったのが、スライド・ギター!

それこそ、20歳くらいのときには、道具は持ってました(笑)

道具というのは、金属やガラス製の円筒のこと。「スライド・バー」といいます!

これの中に指を入れて、弦の上をすべらせて音程を変えるしくみ。


別名、ボトルネックギター!


昔の人は、ガラスびんの首のところをちょん切って、「スライド・バー」にしていたみたい。

今どきの人は、楽器屋さんで購入するのが普通なのかなあ。
おいらも、使っているのは楽器屋さんで買った、金属製のスライド・バーです。

いつかは、自分の指に合うびんを割って、自作してみたいとは思っております!



さて、ふつうのギターの弾き方は、弦を指で押さえて、
ネックに押し付け、フレッドのところに当てて、音程を調節するわけですね。
それをやらないで、フレッドに押し付ける代わりに、
スライド・バーに押し付けて音程を調節するわけだから、理論上、どんな音程の音でも出せる。

しかも、6本すべての弦の音を、同時に、自由に上げたり下げたりできるわけです。

これは、エレキ・ギターのアーミングで同じようなことができるけど、揺らせる音程の幅が、全然違う(笑)


アーミングだと限界があるけど、スライドだと、ほぼ無限(笑)
つまり、半音階にしばられない、自由なプレイができるってのが一番のウリ!!



この奏法は、昔のブルースマンがやっていたし、
「ブルー・グラス」や「カントリー」「ハワイアン」などでも、多用されてます。



とにかく、人目をひく奏法なので、割と簡単に、


しぶいっ!!


って言ってもらえます(笑)




でもねー、やっぱりこの奏法、限界があります・・・



まず、単音でメロディを奏でることに関してはぜんっぜん、、むいてない!
だって、音程がうまくとれないもん、よほどの達人じゃないと、きびしい・・・

さらに、全体的に音が小さくなるから、アコースティックだと、しんどい・・・

さらにさらに、スライド・バーに入れている指が、ずっとおなじ姿勢なので、痛くなってくる・・・

さらにさらにさらに、これが、一番おいらにとってきついんだけど・・・



ギターから、目が離せない・・・


どういうことかというと、ある程度ギターを弾きなれた人なら、目をつぶっても、コード押さえられますよね・・・
だから、歌詞カードを見ながら、ギターを弾き、歌うことができる!


でもね、スライド・ギターだと、目を離すと、位置が狂ってしまう。
ほんのわずかな狂いでも、音楽的には、すさまじいことになります!
おもいっきし、外してしまうのさ・・・
曲が止まるくらいのレベルではずせますよ、まじで(笑)


これ、致命傷・・・


なので、スライドギターで演奏する曲は、歌詞を憶えないと、いかんかもしれん・・・(泣)


でも、そうだよなあ、歌詞カードなんか、見ないで演奏するのが本物だよなあ・・・

つうことは、暗記ですね!
受験勉強のとき以来の、暗記なのですね!!


おじさんにはつらい道だあ(笑)