林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
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春の新作カホン作成日記・第3回

2015年03月22日 14時51分31秒 | カホン自作
こんばんわ。
アップルビデオ高津店・DIY担当ブルームです。
春の新作カホン作成日記・第3回。

先日の仕事帰りに渋谷のハンズまで買い出し。
実は前作の反省点が打面の材質だったのです。
打面は薄いベニヤを使用した方が反応が良く
弱く叩いてもいい音がするのですが、
側面などに使ってるベニヤ板よりも
違う種類の板だともっと薄いのがあったので
そっちにしてみたら案外質が良くなかったのです。
やっぱ通販に頼り切っては駄目ってことですな…

それで今回はもっと質の良い板を探すのですが
主に模型用に使われる「航空ベニヤ」と呼ばれる
非常に上質そうな薄いベニヤ板を発見。


前作と同じく打面には「突板」という
木材を薄~くスライスしたシート状の板を貼ります。
前回使用したゼブラウッドという
濃淡ハッキリした縞木目の突板が残ってましたが、
ハンズの売り場で航空ベニヤの隣に置いてあった
「タモ杢目」の突板を衝動買い。

では、工作再開~。

箱のサイズに合わせて航空ベニヤをカット、
水で薄めた木工ボンドを刷毛で塗布し
突板を乗せ、アイロンがけで圧着。
最後は重石をのせて放置。

アフタヌーンが良い重石になるので
なかなか捨てられない…
雑誌の下のカホンは今作ってるのとは別のカホン。
その下で突板を貼った打面板をプレス中。

先日、両側面・座面・底面の4面を組んだ箱の
打面と背面を接着する面のフチを平らにする。

ここが今日の一番重要な個所。
サウンドにモロに影響する部分だし、
前側は斜め打面なので特に難所である。

打面・背面を貼り付ける前に
上下のブリッジを接着して乾燥させる。


その間、背面にサウンドホールを開ける。
何気に苦手な工程だ。

これも「自在錐」っていう専用工具を買い足せば
物凄く楽になるんだろうけど…

接着する前に一度仮止めして叩いてみる。
バス音はこの時点でも完成時に近い音がする。
うむ、良い音だ~


で、背面を接着&バインド。


あとは重石乗せて一晩放置プレイ

これで組み立ての半分以上は終わり。


つづく。