Run to June

見ている作品について。

・仮面ライダーセイバー
剣を持てば怪物と等しくなる、という仮面ライダーセイバーの原点に立ち返ったととれる状況。
主人公が悪役ライダーのプロトタイプに変身する展開は見たいと思っていたので嬉しい。

・機界戦隊ゼンカイジャー
ツーカイザーはゴーカイジャーというよりは海賊というキャラクター性がメインっぽい現状。
いつかゴーカイジャーに負けないくらいかっこいいヒーローになってくれるだろうか。

・トロピカル～ジュ！プリキュア
ミックストロピカルは4人分用意されているのかいないのか。好きなプリキュアその2。

・新幹線変形ロボ シンカリオンZ
前提の面白さに気付けたお陰で最終話まで楽しめたトミカ絆合体 アースグランナーに対し、
こちらは今のところ一部のエピソードが面白いタイプの作品。思ったより好きになれた。

石ノ森イズムについて個人的に解説

原作者が石ノ森章太郎氏である作品で扱われることの多い要素について適当にまとめてみる。

【注意事項】
あくまで個人的な解釈によるまとめであり、いろいろと不十分かもしれません。
異論等があればコメントしていただけると助かります。

○石ノ森キャラの葛藤
・特殊な力
本来人間が持たないはずの力を持つ。人々にとって危険な力を持ち、恐れられる場面もある。

・ヒーローは怪物のうちの1体
ヒーローは最も強い怪物であるとも言える。故に人々を守ることができると同時に人々にとって危険でもある。
平成ライダー以降の作品では「ヒーローは悪役よりも危険」ととれる場面もあった。

・同族同士の戦い
人間を守るために、本来の仲間達と戦う。

○石ノ森イズム
①創造主への反逆
石ノ森ヒーロー作品では、自身に力を与えた者と戦う展開が多い。
敵対勢力に与えられた力で戦うのが基本パターンである。

平成ライダー以降は、以下のパターンも見られた。

・ライダーの力よりも前に人類という種族が敵対勢力のトップによって生み出されていた
・正義の組織で生み出されたライダーが反逆する
・一部の敵が主人公たちと対立したまま敵組織を裏切る

②敵にとっての怪物になる
敵に負けないほどの強さを手に入れることで、人間を守れるようになるという展開。
創造主への反逆とセットで描かれるケースと、そうでないケースがある。

③平和な世界にヒーローは生まれない
石ノ森ヒーローの世界では人々を襲う勢力が、人々の味方になる戦士よりも先に活動している場合が多い。
人々が危機に陥る時に、ヒーローが生まれる。

ちきゅうのおてあてはおわらない

○感想
・ヒーリングっど♥プリキュア
人類が第二のビョーゲンズになる可能性と、人間は未来を変えることができるという希望が
示されたところで終わるというヒープリ最終決戦後に相応しいエピソードだった。

アースグランナーの夢

ダークスピナーとの決着がつかず、宇宙にまで行かなければいけなくなってしまった。
これにはイーグルが悩むのも無理はないだろう。だが、クウガは勝利を諦めていない。
諦めない気持ちが、イーグルとの絆を復活させた。絆は、宇宙にも飛び立てる。

クウガとイーグルに見せ場を与えるために空気を読んで爆睡するライガとレオもいい。
予告でイーグルがクウガの誕生日を知ったことにより絆がさらに深まったことだろう。
ダークスピナーとの戦いはどうなるのか。そして真の敵の正体とは。

戦いは、次の章へ

寒い季節では、火は救世主となる。火で暖まることによって、寒さを乗り越えることができる。
しかし、火を使う時には充分な注意を忘れてはいけない。火との適切な距離を、覚えておこう。
今月も残り半分を切っておりますが、元気で次の春を迎えたいですね。今年も気合い入れよう。
楽しみなことも見つかったことだし。それを近いうちに始めたいけど、いつ始められるか。

ここから仮面ライダーセイバー17章の感想となります。
ネタバレ注意。

今年最初の仮面ライダーセイバー。敵を倒すことよりも人々を守ることを優先して
クリムゾンドラゴンに変身する飛羽真、ヒーローしてる。だからこその辛い戦い。
今回は一時的にメギドを人間に戻すことができたが、次はどうなるかわからない。
メギドの正体が判明した直後の飛羽真はショックで固まってしまっていた。

元は人間だった怪物に跳び蹴りを放つというのは昭和ライダーではいつもの光景だったが、
セイバーはメギド化させられた市民を救うことができるのだろうか。次回も目が離せない。
人間がメギドになったことについて飛羽真とユーリは対立していたが、他の剣士の見解は？
一般市民がメギド化させられるという展開がどれくらい続くのかも気になるところ。