2025年02月24日
「キムリア」は「1回で3000万円」有名な『オプジーボ』が年間に1000万
薬どうして高い若者向け白血病点滴薬「キムリア」名指しで大炎上石破首相は高額療養費問題で何を発言したのか 2/24(月) J-CASTニュース 衆院予算委で答弁する石破茂首相
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政府が高額療養費制度の利用者負担の上限を見直す方針を示していることをめぐり、2025年2月21日の衆院予算委員会での石破茂首相の答弁が批判を浴びている。
「キムリア」は「1回で3000万円」 石破氏は、がん免疫治療薬「オプジーボ」や白血病などの点滴薬「キムリア」といった具体的な薬剤を挙げて、高額な薬剤が財政を圧迫していることを説明し、これが「患者側から『薬を使う患者を傷つけた』の声」なとど報じられたこともあって、反発が広がっている。
もっとも、問題になった発言の直前には、受診抑制を防ぐ必要性にも言及している。
■「人が死んでもいいとか、そんなことは夢さら思っておりません」 批判が出ているのは、立憲・酒井菜摘衆院議員に対する答弁。
看護師として患者や家族のケアに携わってきたという酒井氏は、自身もがんを患った経験があると明かした上で、高額療養費制度の上限見直しに関する島根県の丸山達也知事の「治療を諦めざるを得ない状況を制度的に作るということは国家的殺人」との主張を引用。
「差し戻し、審議やり直すべきではありませんか」と呼びかけた。 これに対して石破氏は「人が死んでもいいとか、そんなことは夢さら思っておりません。
『受診を抑制しなければならない』とか、そういうような方が出ないために政府として最大限考えております」と前置きをした上で、「一方で、ですから申し上げておきますが」として具体的な薬の名前を挙げた。
「『キムリア』という薬があって、1回で3000万円ですよね。有名な『オプジーボ』が年間に1000万でございますが、1月で1000万以上の医療費がかかるケースが10年間で7倍になってということは、これは保険の財政から考えて、これ何とかしないと制度そのものが持ちません」負担と制度の持続可能性「ギリギリの接点が今回の結論」石破氏が例示した「キムリア」の薬価は、保険収載承認された19年時点で過去最高となる3349万円だ。
患者の血液を原料として作られるため高いコストがかかるが、従来の治療が効かなかった白血病などへの効果が期待できる。
がんの種類によって異なるが、B細胞性急性リンパ芽球性白血病の場合、キムリアを使った治療の対象となるのは「治療を受けるときに25歳以下」の患者というルールがある。
「オプジーボ」も年間数百万~一千万円ほどの薬代がかかる医薬品だが、キムリア同様に有効な治療がなかったがんの治療効果が期待できる。
石破氏は「いかにして負担を減らすかということと、制度をどうやって持続可能なものにするかということの、ギリギリの今回の結論でございます」とも話した。 安住淳委員長から「時間が来ましたから終わってください」と指示が飛び、酒井氏は「私たちは高額療養費制度のように、命に関わる部分は最後まで守らなければならないと考えています」と訴えて時間切れになった。
石破茂首相は、2025年2月21日の衆院予算委員会で、高額療養費制度の利用者負担の上限を見直す方針について答弁しました。彼は、がん免疫治療薬「オプジーボ」や白血病の点滴薬「キムリア」などの具体的な薬剤を挙げて、高額な薬剤が財政を圧迫していることを説明しました。
石破首相は、「キムリア」という薬が1回で3000万円かかることや、「オプジーボ」が年間に1000万円以上の医療費がかかるケースが増えていることを指摘し、これが保険の財政を圧迫していると述べました。彼は、受診抑制を防ぐ必要性にも言及しつつ、制度の持続可能性を考慮して負担を減らす方法を模索していると説明しました。
この発言に対して、患者側から「薬を使う患者を傷つけた」との声が上がり、批判が広がっています2。特に、立憲・酒井菜摘衆院議員は、がんを患った経験があることを明かし、高額療養費制度の上限見直しに関する島根県の丸山達也知事の「治療を諦めざるを得ない状況を制度的に作るということは国家的殺人」との主張を引用して、石破首相に対して厳しい批判を展開しました。
石破首相は、「人が死んでもいいとか、そんなことは夢さら思っておりません」と前置きし、受診抑制を防ぐために政府として最大限考えていると述べました。
タグ:薬
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