新装なった羽二重だんごです。私はこの造り方好きです。老舗の雰囲気が十分伝わります。
子規の葬送の道に羽二重だんごが在ります。この前の道を子規の棺が運ばれました。ここのだんごは子規の好物でした。
店舗の三差路の道標です。王子街道を子規の葬列が行きました。右手はいも坂です。上野のお山で政府軍に敗れた彰義隊はこの坂を転げ落ちて来て、刀創甲冑をこの店の塀内に投げ捨てて王子街道を落ちて行きました。子規が生まれた年のことです。
由来記です。
残暑の根岸の里です。
「芋坂も団子も月のゆかりかな」 正岡子規