クレーンが下りて来ました。
太い鎖を穴に通して、クレーンでピンと張ります。
ずいぶん低くなりました。もうすぐ塀で見えなくなります。一段を撤去するのに2日掛かります。昨日15時前から1時間ほど眺めましたが、解体撤去の瞬間を見る事ができませんでした。
今日は13時前にやって来ました。
既に先日撤去して残った部分です。足場の所で横に切ります。落ちないようにクレーンで吊り上げて、煙ならぬ粉塵を飛ばして切って行きます。この切る作業が2時間くらい掛かります。
切削作業の様子は外からは見えません。煙突の内側から切っています。従って、足場に居る作業員は見守るだけです。ずいぶん経って、作業員の動きが慌しくなりました。
暫くして気がついたら、切片が傾いていました。危ないあぶない。この瞬間を約3時間半じっと待っていたのです。
クレーンが吊り上げます。
移動します。
下ろします。
短くなったこともあって、吊り上げて塀に隠れるまで僅か2分くらいの作業です。行き当たりばったりではこのシーンに立ち会えません。これ迄見た作業の進捗状況を元に予測して、見逃さないように早めに来るしかありません。
3時間半眺めるのはしんどかったです。ずっと見上げているので肩が凝ります。とうとう半日潰してしまいました。夕陽に染まる寸前の、短い煙突と足場が残ります。
また明日足場を3mくらい下げて、縦に4等分して、足場の位置で1片ずつ切り取って、クレーンで下ろす。工事業者は、この作業を、内部煙突を含めて3年間、ずっと繰り返して来ました。あと1週間くらいで塀に隠れて見えなくなりそうです。
見届けます。
現場の方の手ぎわの良さ・お働きには脱帽ですよね!!(想像以上に大きな煙突でした👀)
作業員とコンタクトが取れたら3時間半も待たなくて済むんだけど、、、
あと少し、煙突が見えなくなるまで、見届けようと思っています。