何処の神社もそうですが、建物の維持や祭の催行は氏子の寄付(寄進というう方が受け入れやすいでしょうか?)で行われます。我が氏神様にも古くから多くの寄付者の石柱が並んでいます。寄付額の多い人の石柱が大きいのは仕方のないことです。見栄心を刺激して多くの寄付を集めるのは常套手段です。
遠く米国とか、東京からの寄付もあります。
故郷を思っての寄付でしょう(私の元には話がありませんでした)。
下に降ります。
この辺りには同級生を初め、知っている人達の名前がずらりと並んでいます(だから、私のところには、話が無かったってば)。
この辺りには、土地を寄進したり、桜の苗木を寄付(石柱の裏が桜林の公園として有名で、小学校3年生の遠足の場になっています)しています。県外では九州からの寄付者が多いです。桜井漆器を行商に行って九州に住み着いた、農家の次男三男だと思います。
私の父など3回も寄付しています。我が家の経済事情からしたら考えられません。信心深かかったのですかね。
さて、今回初めて、沢山の寄付者の中から曽祖父の名前に出逢いました。祖父までは知っていました。拝殿前から降りるときに目が合いました。子供の頃から散々ここで遊んでいたのに知らないで、今回初めて出逢いました。不思議な気持ちです。・・・この度、先祖伝来の田畑山林墓住居等、昔で言う家督を相続したからだと思っています。