荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

東関部屋が移転していたー1

2018年04月13日 | 散文
久し振りに墨田区を走ったら、東関部屋が無くなっていました。
この辺にあったよなと思いながら走っていて、相撲部屋の特徴の一つである沢山の自転車が無いので気付かずに通り過ぎました。


事情を知らない外国人が後の住民に迷惑を掛けない様配慮した貼り紙です。
この部屋は突然の見学を受け入れていたようです。

事情を知らない日本人向けは無いのかい?

看板の跡が生々しいです。
ネット等で事情を調べ、以下転載(適当に羅列とも言う)します。
「東京都葛飾区は、大相撲の東関部屋を同区柴又に誘致すると発表した。区有地を有償で貸し出し、地元の行事などに参加してもらうことで地域振興につなげたい狙いがある。」
「葛飾区は市街地整備用地として93年に取得した507平方メートルの区有地を同部屋に50年間有償で貸与する。」


「先代の東関親方(元関脇・高見山)が1986年に独立して誕生した同部屋は現在、両国国技館に近い墨田区東駒形にあるが、この地は先代親方の私有地のため、東関親方(元前頭・潮丸)が新たな場所を探し、ボランティア活動や地区の子供会主催の餅つき大会への参加などで交流があった柴又への移転を目指していた。」

「部屋には現在、12人の力士が所属。関取はいないが、東関親方は記者会見で「帝釈天の参道で優勝パレードができるよう、柴又の地で力士を育てていきたい」と抱負を話した。同席した部屋付きの振分親方(元小結・高見盛)は、「映画『男はつらいよ』や人気サッカー漫画『キャプテン翼』の舞台になった葛飾で、相撲部屋が新たな文化の一つになれば」と意気込んでいる。」


「『東関部屋』はこれまで子ども会主催の餅つき大会に同部屋の力士が参加するなど、以前から柴又地域との交流を盛んに行ってきたという。東関親方は『葛飾に来たかった。初めて餅つきに参加したのは10代の頃だったので、もう20年の付き合いになる』と笑顔を見せる。」

「現在はマンションを借りて墨田区にある部屋に通っているという東関親方は、一緒に住んで弟子を見てやれる新しい環境を喜ぶとともに『個室も空いてるので、振分親方(元高見盛)も一緒に住んでもいいんですけどね』と冗談まじりに話す一幕も。」

「振分親方は『葛飾はこち亀やキャプテン翼などもある街で、古くから文化と調和している街。相撲でどこまでやれるかわからないが一生懸命、東関部屋も地元文化の一つに加われるようになりたい』と意気込む。」

「東関親方は『葛飾区も相撲が盛んな土地。お年寄りや子どもたちはお相撲さんが来るだけで喜んでくれるので、僕たちができることを積極的に行い、葛飾の帝釈天でパレードできるお相撲さんと育てたい』と意欲を見せる。」

で、この2月18日に移転したらしい。
柴又へ探しに行かなければ!

その前に、在りし日のここでの東関部屋の姿です。





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