2010年3月2日(火曜日)
市道西浦1号線・2号線の整備事業は
すべて日本原電からの寄附金! の続きです。
今回、歳入予算に計上された寄附金は7430万円
そのうち、用地の測量や物件補償費、
業務管理費などで7000万円
そのほか、事務費や給与分も含んでの7430万円だそうです。
ほんまに丸抱え・・・
で、測量等は入札になると、
必ず入札差金でお金が余ってくるはず・・・
実際にかかった費用より多くもらっている寄附金。
その差額分はどう処理するのかを聞きました。
次の工事費にまわす?
余った分は対の寄附金請求のときに差し引いて請求?
それとも積み立てておく?
最後の年度の寄附金は工事がすべて終わった時点で、もらう?
そういう選択肢もある・・・としか答えが返ってこない。
ひょっとして、まだ何も考えていない?
ま、太っ腹な原電さんだから、敦賀市さんの言うとおり
寄附金、出し続けるんでしょうけれどね。
過分に請求して裏金を作るなんてことだけはしないでね。
さて、今日の総括質疑では、子ども手当ての
国庫負担金、県負担金、そして市の一般会計の負担分の
財源について質疑しました。
当初予算では、児童手当2か月分と子ども手当て10か月分が
計上されています。
子ども手当てがなかった場合(児童手当だけ)の
敦賀市の一般会計での負担分見込み額がおよそ、1億5千万円
今回の子ども手当(児童手当も含んだ)では
市の負担分は、1億3300万円
福井県の負担額はどちらもほぼ、同額となっています。
次年度以降、
これまでの被用者・非被用者・特例給付金など児童手当での
国・県の負担金や市の負担金はどうなるのか・・・
というのが質疑の内容です。
まだ、わからない・・・んだそうです。
敦賀市の場合は、交付金! というお財布があるので
交付金を充てるかもしれない・・・
今回、市の財源となる市税や割当交付金など
歳入について、質疑しました。
社会情勢が税金の収納に大きな影響を及ぼすなか、
原発からの固定資産税とくに償却資産が40%を占める敦賀市は
やはり、ほかの自治体に比べ、格段に裕福です。
最後は、今日の毎日新聞の記事から
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20100302ddlk18040592000c.html
もんじゅ:一部市議が視察
内容非公開に批判も--敦賀 /福井
高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開の是非を審議している
敦賀市議会の議員が1日、調査のためもんじゅを視察した。
しかし、特定の会派が呼びかけた一部の議員だけが参加し、
内容はすべて非公開。
「個別でなく、全議員による公開の調査をするべきだ」との
批判も出ている。
関係者によると、参加は自民系会派の「新政会」(6人)が
呼びかけ、全議員26人のうち13人が参加。
もんじゅの再開を容認した国の評価や、
もんじゅを巡る現状について、日本原子力研究開発機構と
原子力安全・保安院の担当者から説明を受け、
配管室などを視察したという。
18日まで開かれている3月定例市議会では、
もんじゅ再開を巡る議会としての判断が議論される。
実質的な審議を行う原子力発電所特別委員会(原特委、10人)は、2月19日に機構と保安院から説明を受けたが、
全議員を対象にした説明はなく、
議員が任意で説明を受けているという。
岡本正治議長は
「原発の案件は原特委に対応してもらっている。
原特委から要請があれば、議会として
全議員への説明を求めることもあるが、
そうした要請はない」と話した。
一方、視察に参加していない無会派の
今大地晴美市議は
「もんじゅ再開は全国的に注目されており、
通常の案件とは違う。
全員協議会を開き、公開で説明を受けるべきだ」と話している。
【酒造唯】