2011年6月3日(金曜日)
きのう、議会に対して報告があった不正経理問題・・・
たしかに、たいへんな調査だったと思う。
委員長を務めた副市長は、これで終息させたいという
意気込みのようだが、わたしにゃとてもこれで終わったとは
思えない・・・
だって、この調査、国庫補助事業だけに限ってのもの。
市の単独事業や県の補助事業にはいっさい不正経理は
なかったという前提なのか・・・
(不正経理というとイヤイヤ、不正ではない不適切な経理だと
執行幹部から訂正が入る)
請求書の中身を書き換えさせられたという話は
納入業者から何度も聞いたことがある。
情報公開請求して注意を促したこともあったんだけどなぁ・・・
それも2004年以前だったはず。
担当課では今後、このようなことはいっさいおこさないと
力強く言い放っていたのに・・・
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2011060302000173.html
不正経理問題 敦賀市新たに694万円
04~08年度 「翌年度納入」多く
敦賀市は二日、国庫補助事業をめぐる不正経理問題についての
最終調査結果を発表した。
二〇〇四~〇八年度分で六百九十四万円の不正が新たに判明し、
既に明らかになっている〇九年度分を含めると、
不正経理の総額は計四千五百八十一万円になった。
新たに見つかったのは、農林水産や厚生労働など
七省の補助事業に絡む百九十七件。
年度内の物品調達を装って翌年度に納入させる
「翌年度納入」が百件で最も多く、
契約品とは別の品を納入させる「差し替え」も八十二件、
業者に公金をプールする「預け」も一件あった。
不正に伴い、市は部長職以下の職員百四十二人を五月三十一日付で、
市長名による訓告処分などにした。
国への返還に伴う加算金など、一連の不正経理による
市の損害額は九百八十八万円と算出。
その全額を、一〇年度以降採用された職員などを除く現役職員と
〇三年度以降の退職者計四百九十三人で、役職に応じて負担する。
市はこの日、市議会に調査結果を報告。
塚本勝典副市長は再発防止に努める考えを強調した。
市は昨年十一月、会計検査院から国土交通省の
〇三~〇八年度分補助関連で三千五百八十四万円の
不正経理を指摘され、ほかでも不正がなかったか自主調査していた。
(立石智保)