2011年6月8日(水曜日)
午前中、原子力発電所特別委員会で電力事業者からの
事前説明なるものがあった。
日本原電からの説明を受けたあと、質疑応答。
配管で24年間、一度も点検してこなかったことについて
質疑したけれど、その配管の部分を切り取って検査し
今後はそのようなことが起こらないようにするという回答。
いやいや、今後の取組みはわかったけれど
なぜ一度も点検してこなかったのかを
説明して欲しいんだけど・・・
だから、今後の対応は・・・
と、まるでかみ合わない問答が続く。
ウエスが燃えた件では、消防署への連絡が35分後だったことから
なぜ現場から直接、消防へ連絡をしなかったのかと
質疑したら、すべて中央制御室へ連絡を入れてから
というルールなんだそうな。
現場ではなく中央制御室の判断?
確かに中央へ連絡をすることも大切だろうけど、
同時に現場から消防署へも一報を入れるのが
あたりまえのはず・・・
でも原電はそのルールを変える気はまったくないらしい。
何も知らないど素人が何を言う!みたいな目でこちらを
にらんで、声を荒げたのには正直、驚いた。
(すぐに謝ったけれど・・・)
ど素人ではじめて原子力特別委員会の委員となった
わたしには、納得のいかない回答が続く。
ずっと原特の委員だった議員からも
何かあるたび、今後はこうします・・・という説明をすっと
聞いてきたけれど、結局、何も変わっていないと
厳しい発言。
新人議員の委員からは、今後の対応ではなく
今後の対策を講じなければとの発言も・・・
電力事業者の特別なルールと言うのか常識?と言おうか
わたしたちは違うんだ!というエリート意識の強さを
あらためて感じたひとときであった。
もんじゅの引き抜き作業の本格化については
あらためて書きます・・・
作業については機構のホームページから
確認できるとのこと。
↓
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/monju_site/page/rcr.html