2005年2月18日(日曜日)
きのうは、福井「ジェンダー図書排除」究明原告団が福井地裁に、福井県を被告とする提訴を行った。
午後2時からは記者会見。
マスコミと原告団とその有志以外には、公表していないその会見場所に、福井県生活学習館副館長と県男女参画課の職員が、ウロウロ出たり入ったり・・
資料はないんですかとまで、言ってのける厚顔ぶりにあきれ果てた。
名刺を下さいといえば、個人で来たので、もっていないという。
何のあいさつもなく、マスコミのような顔をして会見を傍聴し、あわよくば、資料まで持ち帰るつもりだったのかと思うと、福井県民として恥ずかしいやら情けないやら。
普段は怠慢行政張ってるくせに、知事にはせっせとゴマすりのために休日返上で、敵情視察。
こんな職員にたいせつな税金から、給料払ってるのかとあらたに怒りがフツフツ!
県民には情報をひた隠し、マスコミと知事へのレクチャーが仕事と心得ていれば、出世街道まっしぐら!
こんな職員に誰がした!
やっぱり知事の責任だが、けじめをつける選挙には、強力な対抗馬もいないのが現状である。
東京都では、石原都知事政権交代で熱く盛り上がっているが福井県には、そよとした風も吹かないようだ。
提訴の新聞記事をみてね。
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ジェンダー審議会記録 「音声非公開取消を」
上野教授ら県を訴える 福井地裁
福井市のユー・アイふくい(県生活学習館)で昨年3月に上野千鶴子・東大教授らのジェンダー問題の著書など約150冊の蔵書が書架から一時撤去された問題で、同年11月に開かれた県男女共同参画審議会の音声記録(電磁的データ)を県が非公開にしたのは不当だとして、上野教授ら13人が17日、県を相手取り、非公開決定を取り消すよう福井地裁に提訴した。
訴状によると、ジェンダー本撤去問題などが議題と昨年11月の審議会について、原告が記録の情報公開を請求したところ、県は「単に備忘録的なもの」として、音声記録を非公開とした。上野教授は「非公開決定は情報公開の流れに逆行し、県の隠ぺい体質から出たもの」と県の対応を批判した。県は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。
この問題では昨夏、撤去された本のリストの公開を求めて上野教授らが提訴の準備を進めていたが、直前になって県がリストを公開。一連の対応について、審議会の中で県側は「不適切で反省している」と述べた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「この訴訟は、県民にとって情報公開が進むかどうかの要となる。他の自治体にとっても非常に重要な訴訟だ」。原告代表の上野千鶴子・東大教授は、提訴の会見でこう訴えた。
昨年11月の県男女共同参画審議会で県総務部長から書籍の撤去が「不適切だった」と反省の意が示されたが、その審議会の音声記録は「職員の備忘録的メモ」として非公開になった。
原告側は「公的備品を使って公務中に審議会委員らの許可のもとに職員が録音したものは、私的で備忘録的メモとはいえない。福井県情報公開条例では当然、公開対象だ」と主張している。
上野教授は「音声記録の公開を求める一見ささいな問題だが、情報公開は民主主義の根幹。特に公的な意思決定のプロセスである審議会の過程を知ることは市民にとって、当然の権利」と強調した。原告団のメンバーは「自分が聴講して取ったメモと、職員が音声記録をまとめ、県のホームページで公開した議事録では、ニュアンスが違う」と語った。
会見に同席した原告の今大地晴美敦賀市議は「テープを聞いて審議内容を正しく知りたい。県の隠ぺい体質や事なかれ主義などを改善するきっかけにしたい」と言葉に力をこめた。
(2007.2.18 日刊県民福井新聞)
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きのうは、福井「ジェンダー図書排除」究明原告団が福井地裁に、福井県を被告とする提訴を行った。
午後2時からは記者会見。
マスコミと原告団とその有志以外には、公表していないその会見場所に、福井県生活学習館副館長と県男女参画課の職員が、ウロウロ出たり入ったり・・
資料はないんですかとまで、言ってのける厚顔ぶりにあきれ果てた。
名刺を下さいといえば、個人で来たので、もっていないという。
何のあいさつもなく、マスコミのような顔をして会見を傍聴し、あわよくば、資料まで持ち帰るつもりだったのかと思うと、福井県民として恥ずかしいやら情けないやら。
普段は怠慢行政張ってるくせに、知事にはせっせとゴマすりのために休日返上で、敵情視察。
こんな職員にたいせつな税金から、給料払ってるのかとあらたに怒りがフツフツ!
県民には情報をひた隠し、マスコミと知事へのレクチャーが仕事と心得ていれば、出世街道まっしぐら!
こんな職員に誰がした!
やっぱり知事の責任だが、けじめをつける選挙には、強力な対抗馬もいないのが現状である。
東京都では、石原都知事政権交代で熱く盛り上がっているが福井県には、そよとした風も吹かないようだ。
提訴の新聞記事をみてね。
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ジェンダー審議会記録 「音声非公開取消を」
上野教授ら県を訴える 福井地裁
福井市のユー・アイふくい(県生活学習館)で昨年3月に上野千鶴子・東大教授らのジェンダー問題の著書など約150冊の蔵書が書架から一時撤去された問題で、同年11月に開かれた県男女共同参画審議会の音声記録(電磁的データ)を県が非公開にしたのは不当だとして、上野教授ら13人が17日、県を相手取り、非公開決定を取り消すよう福井地裁に提訴した。
訴状によると、ジェンダー本撤去問題などが議題と昨年11月の審議会について、原告が記録の情報公開を請求したところ、県は「単に備忘録的なもの」として、音声記録を非公開とした。上野教授は「非公開決定は情報公開の流れに逆行し、県の隠ぺい体質から出たもの」と県の対応を批判した。県は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。
この問題では昨夏、撤去された本のリストの公開を求めて上野教授らが提訴の準備を進めていたが、直前になって県がリストを公開。一連の対応について、審議会の中で県側は「不適切で反省している」と述べた。
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「この訴訟は、県民にとって情報公開が進むかどうかの要となる。他の自治体にとっても非常に重要な訴訟だ」。原告代表の上野千鶴子・東大教授は、提訴の会見でこう訴えた。
昨年11月の県男女共同参画審議会で県総務部長から書籍の撤去が「不適切だった」と反省の意が示されたが、その審議会の音声記録は「職員の備忘録的メモ」として非公開になった。
原告側は「公的備品を使って公務中に審議会委員らの許可のもとに職員が録音したものは、私的で備忘録的メモとはいえない。福井県情報公開条例では当然、公開対象だ」と主張している。
上野教授は「音声記録の公開を求める一見ささいな問題だが、情報公開は民主主義の根幹。特に公的な意思決定のプロセスである審議会の過程を知ることは市民にとって、当然の権利」と強調した。原告団のメンバーは「自分が聴講して取ったメモと、職員が音声記録をまとめ、県のホームページで公開した議事録では、ニュアンスが違う」と語った。
会見に同席した原告の今大地晴美敦賀市議は「テープを聞いて審議内容を正しく知りたい。県の隠ぺい体質や事なかれ主義などを改善するきっかけにしたい」と言葉に力をこめた。
(2007.2.18 日刊県民福井新聞)
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