今日はひさしぶりに、文庫本を手にした。
先日、買ったけれど
連日の健さんとのデートで忙しく
なかなか読む時間がつくれなかった・・・のだ。
「ノースライト」横山秀夫さんの小説である。
大好きな作家のひとりでもある。
ただ、視力が落ちたせいで
メガネの上にメガネをかけての
ダブル・メガネじゃないと字が見えない。
文庫本だからしかたがないんだけど
1時間で50ページがやっとこせ・・・
で、1時間も根を詰めてると
肩はこるは、首は回らないは
目はショボショボ・・・
歳を取るってこういうことなのネ・・・
と、「老い」をヒシヒシと実感しため息をつく。
とくにこの小説には
「ブルーノ・タウト」がキーワードの
ひとつなのだ。
そう・・・そして敦賀ともちゃんと
つながっているのである。
そう! 欧亜国際連絡列車!
ブルーノ・タウトが敦賀に到着したのは
5月3日・・・
残念ながらまだ小説の中に
「ブルーノ・タウト」は出てこない。
543ページもある長編・・・
10年前なら一晩で読んでいたのに・・・
オイ! オイ! 老い!
「老い支度」などという考えたくもない
言葉が脳裏をよぎる。
って、もうすでにリッパな高齢者だっちゅうの!
ときどき歳を忘れるっていうのは
ひょっとして認知症?
勝手に「自意識ナイナイ症候群」と名付けて
認知症を全否定しようとしている
自分が
ちょっと可笑しくて
ちょっと哀しい・・・