恒良天皇、尊良親王が金ヶ崎城にこもり
足利尊氏の大軍と戦った物語である。
もし、戦に勝っていたら・・・
「幻の白鹿王朝」には、ならなかった・・・
そんなロマンをかきたてる幻の史実を
大蔵寺一帯の埋蔵文化財がよみがえらせてくれるようだ。
さて、昨日の続きである。
黄色とピンクのテープが丘陵に張り巡らされていた。
たぶん、ここに新幹線の橋脚が建てられるのだろう。
ここの地層は、中池見とは違うようだ。
いたるところに、小石が敷き詰められていたりする。
小高い丘全体が、墳墓だからかもしれない。
このように、ブルーやピンク系の石も多くみられる。
歩いていると、ところどころに放置されたままの墓石がある。
「一応、調査し記録しました」で、終わらせる福井県に
メラメラと怒りが燃え上がる・・・
現場で発掘にあたっている職員のみなさんは、
もっと時間をかけて、じっくりと調査したい・・・
と、思っているはずだ。
も一つ、付け加えれば
ここは、いたるところにチョロチョロと湧水がある。
先の台風では、水が噴水のように吹きあがったとも
聞いている。
きっと、工事は難航するだろう。