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目的は相模原公園の花菖蒲園の118品種22000株の花菖蒲の開花状況です。
最短距離で水道みちを抜けて自転車を走らせていると、道端の草花に目が止まりました。3回にも分けての紹介ですが、今日が水道みちで咲く草花の最終回です。
トップ画像は水道みちと村富線が交差した場所。村富線の道端に咲く立葵とオオキンケイギクです。
さて、水道みちを麻溝公園に向けて出発。
まず目指したのは「謎の花、君は誰?」と称しブログ記事を投稿。閲覧者様のコメントで正体が判明したヤセウツボの画像をもっと撮影することです。
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ヤセウツボ(痩靫):ハマウツボ科ハマウツボ属に分類される寄生植物。
地中海沿岸原産。日本には外来種として定着。
葉緑素を持たないため全体的に褐色。15−50センチほどの高さまで成長する。
4−6月に12ミリ程度の大きさの唇形花を咲かせる。
マメ科やキク科などの植物に寄生し、特にシロツメクサなどが群生するところで見られる。日本には1937年に千葉県で初めて確認。牧草に紛れて日本に入ってきたと考えられる。要注意外来生物に指定。
前回訪問したのが2021年5月20日だったのですが、わずか数日で様相が変わっている。雑草の伸びるのが早い。背の低いヤセウツボは雑草に埋もれてるものもあります。
ヤセウツボの近くに大きな群落がありました。
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これです。手前に背の高い雑草があって、なかなか撮影できなかったのですが。前回はクサフジと紹介したのですが、図鑑と見比べてどうも違和感があった。更に凝視して気づいたのは葉っぱの数です。これ、違うんじゃない??
ツルフジバカマ(蔓藤袴):マメ科ソラマメ属。
ツルフジバカマは明るい草地や藪に生えるつる性の多年草。
クサフジに似ているが、より頑強な感じで、小葉の数が少ない。17−8より多ければクサフジ。少なければツルフジバカマ。托葉が耳状に大きいのがクサフジ。
花期:6−10月。
移動。前回は取り立てて撮影してなかったチガヤの群落。
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しばらく麻溝公園方面に移動したらもう一つ群落があった。
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こちらは穂がホワホワ。チガヤってこうなるのね。
チガヤ(茅):単子葉植物イネ科チガヤ属。
日当たりの良い空き地に一面にはえ、細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂を出す。かつては食べられたこともある。古くから親しまれた雑草。
和名チガヤの由来は、「チ」は千ウィ表し、多く群がって生える様子から。千なる茅(カヤ)の意味で名付けられたもの。
ちなみに、ちまき(粽)は現在では笹の葉などに包むのが普通であるが、本来はチガヤに巻いた「茅巻き」で、それが名の由来であるとの説あり。
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水道みち。ここの南側はシロツメグサやチガヤなどが群落を形成しているけど、北側は金属のフェンスが続いている。ちょっと前にはフェンスにアメリカポップな落書きが描かれていたけど、今は時間が立って目立たなくなった。そこに咲いていたワルナスビの花を前回紹介しましたが、わずか数日たっただけなのに、花数が増えた。まだワルナスビの棘は目立たないけどね。
ワルナスビ(悪茄子):ナス科の多年草。日本も含めて世界的に帰化している外来種。
原産:アメリカ合衆国南東部(カロライナ周辺)。
茎や葉に鋭い棘が多い。種子が家畜のクソなどに混じって広がる。地下茎を貼って繁茂する。耕運機などですき込むと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出て更に増幅する。除草剤も効きにくい。全草に毒があり、食用には出来ない。英語では「Apple of Sodom(ソドムのリンゴ)」「Devil's tomato(悪魔のトマト)』などの悪名で呼ばれる。
日本では1906年(明治39)に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎により発見命名された。畑などに生えると、ナスやじゃがいもなどの作物の害虫であるニジュウホシテントウの温床となり、付近のナス科作物に飛び火するため非常に厄介とされ、要注意外来生物に指定。
ワルナスビ。気づけば散歩のあちこちで見かけます。
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前回も紹介した水路の脇の畦道に、オオキンケイギクと奥にチガヤが群落になってます。
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前回はモンシロチョウ他ミスジチョウが吸蜜してましたが、今回はモンキチョウが吸蜜していました。さて、思いがけず長く水道みちで観察していましたが、もうすぐ麻溝公園の駐輪場に到着します。
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(続く)
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