トップ画像は先月初め、カイガラムシに枝にびっしり寄生されているのを発見し、駆除を続けていた榊です。ご覧のように、駆除からの防虫消毒。そして施肥の甲斐なく、44月というのに葉っぱがない。ワンチャン新芽に期待していたのですがね。枯れてしまいました。ここまでは既出記事にも報告してましたが。
いつまでも枯れた木を家庭菜園に放置しておけないと、ダンナに地上部分は切ってもらいまして、短く切断して燃えるゴミとして出しました。
で。跡地です。家庭菜園なのだから、榊が植えてあったといえ、空けて置けないのね。
でも地下に榊の根っこが残ったままでは、野菜を植えられないので、枯れた榊を掘り出してみた。
ムゴイ。これが何年、いや10年超えの榊の根っこだと??信じれない、
こんなに僅かな根っこで生きてたのが奇跡ではなかろうか?カイガラムシに寄生されずとも、遠からず枯れてたと思います。
だってさ、木の根っこがこれだけって???何年ものに榊だったのだろうか?まさかこれだけではあるまい?と。引き続き、榊の植わっていた周辺を掘り返す。
そもそも榊をブロック塀の際に植えたのが間違いじゃ!
更には、上の画像を見れば、この場所が水捌けが悪いと察せれると思うのね。右手の緑は苔が混じってますし。そして決定的に許せなかったのがこちらの画像。
根性でクワとスコップで掘れるだけ掘りました。これ以上は、かつてこの場所が稲を作る水田だった名残と。更に前には河原だった時代まで掘り下げた。土が砂混じりの粘土層。もうコンクリートかというカチコチでした。で、私が何を怒ってるかといえば。榊の周辺に山土を入れてなかったんですよ。赤玉土がね。ないの!この後、ここで野菜を作るなら、そこも確認せねばと、掘れるだけ掘ったんだけども。まさかの!赤玉を全く入れなかったら榊が大きくなれるはずもなく。カイガラムシがトドメになったとはいえ、もう力尽きる寸前だった模様です。義父が植えたならばちゃんと赤玉土を入れてたと思う。これは間違いなく義母の植えたものだ。
ま。ね。水捌けが悪く、日当たりが悪い場所なので、ここに里芋を植えるつもりで種芋を購入済み。現在芽出し作業中です。昨日は土の現状がわかったので、1平方あたり牛フン堆肥で2リットルに米糠300グラム混ぜて掘り返しました。順調に芽出しできたら来週はちと早いか?今月末あたりに植え付けるつもりです。
それよりも!元が水田だった頃の名残か、掘っても掘っても「お!今度こそ榊の根っこか?」とクワの手を止めて土を観察すると、そこに埋まってたのは大概ウキヤガラの球根だった時の絶望ときたらなかったです。ウキヤガラは地域の田んぼの世話をしてる人の天敵と言っていいほどのタチの悪い雑草でして。地上に出た時には葉っぱだけを残して地下の球根は残る。そしてまた出るの繰り返しになる。そかも球根というより地下茎に近く、どんどん増えていく厄介な雑草なのですよ。もうね。座り込んで、土を点検しつつ球根を探す地道な作業になってしまいました。やってられん!
それと。枯れた榊を切ったことを入院中の義母に画像撮影して連絡し、新たに購入してきた榊は同じ場所でなく、庭の山土のある場所へ植えたのでこれまた画像撮影して連絡したのですが。
義母から怒りの電話がかかってきた。曰く「榊は屋根より高くなる木だから、築山になってるところに植えたらいかん。畑の道路側に植えろ。ついでに新たに梅の木も植えろ」と。
無理!
道路側はそもそも家庭菜園の水捌けが悪いから、私が菜園の3方を溝を切ってる。しかも野菜用にこの冬一生懸命に土壌改良したばかり。なんで今更山土に入れ替えないとあかんのじゃ!
義母のファンタジーに付き合えないんである。
無視したら今度はお手紙が届いた。
「ブロック塀の向こうのお隣は、塀際に綺麗な梅の木がある。羨ましい。うちも梅を植えたい」
だから無理だっつーの!
確認すれば、ブロック塀の向こうのお隣の庭は、木を植えるべく水捌けが良い山土になってます。うちの水田時代の土が主体の家庭菜園の土とはそもそも違うのですよ。しかもだ!梅と榊を植えるとなると、潰さねばならん菜園の面積が結構なものとなるのですよ。なんで!日当たりと水はけの悪い田んぼ基準の場所に、植えても育たない梅を植えようとするのか?まあ。義母が植えたこの度枯れた榊が根性でそこそこ育った経験があればこそでしょうが。諦めてくれまいか?頑固も時には考えものなんである。あ〜もう!困るんじゃ!
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