2020.1.3訪問。
善通寺の初詣と巨木探訪が終わり、次は若宮神社のイブキを見に行くことになった。
若宮神社のイブキは、香川県でも指折りのイブキです。
駐車場でカーナビに若宮神社の住所を入力。
巨木は事前調べが大切なんだ。今回も念のため若宮神社さんの住所を検索済みだった。けども、若宮神社さんの境内はとても狭く、辺りに駐車場が見当たらないとは思わなかったんだよね。車を止められそうな場所を探し、若宮神社の北側の小道を進む。
と?神社が2つ並んでいた。まさかここは!
実は香川県の巨木を探す時に頼りにした香川県の古木・巨樹というサイトがありまして、巨木の所在地の地図には近くの巨樹や社叢も掲載されていた。そこに木熊野神社の社叢が載っていたのだ。自動車が止められそうな広間は、木熊野神社さんの裏側の入り口前だった。
ラッキーだっ!
あれ?「弘法大師産土神」と右側に。「郷社熊野梛之宮」と左側に石彫されている。
弘法大師と関わりあるのかな?WIKIによりますと「木熊野神社:御祭神は伊邪那美命(イザナミノミコト)。空海が熊野十二社権現を勧請したと伝えられる。勧請の時期は明らかでないが天喜4年(1056)12月の東寺文書の善通寺所司解に「証誠大行事」とあり、すでに平安中期に東寺の末寺であった善通寺が熊野本宮と関係があった推察される。」とある。
裏口から入ったので正面に回る。途中で御本殿に参拝。
鳥居のそばに大きなクスノキ。胸高周囲はさほどでないけど、樹高はある。目算だけど30メートルはあるかも?
あ。説明板発見:木熊野神社 梛(ナギ)の社叢 香川県の天然記念物
当神社の境内は、御祭神の所縁の深い紀州(和歌山県)から移植された梛が社叢をなしている。
昭和34年(1959)6月27日に香川県の天然記念物に指定。別名梛の宮とも呼ばれている。
梛は常緑で20mくらいまで伸び、葉には光沢があり、古くから悪鬼を払って災難を逃れることができ、更に病気の治療にも霊験があると信ぜられている」とあった。
そういや、熊野三山系の神社では梛が御神木だったな。梛が凪に通じるとして船乗りに信仰されたらしいので、金比羅詣でのついでに立ち寄る人も多かったかも?いや、想像だけど。
境内は梛の木が林立してる。
どの木が古いとかはわからない。とにかく数が多い。珍しいと思う。けど今は若宮神社さんのイブキです。実は正面の鳥居から田んぼを挟んで目的のイブキが見えてます。楽しみ〜。
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