その行政サービスが必要なのか?必要ないのか?という議論の殆どが、市民の生活にとって必要なのか?必要ないのか?っていう視点ではなく、財政論が必ず付随する。
「費用対効果」と表す事が多いが、私は、費用対効果を前面に出す議論は否定的に見ています。
例えば、少人数学級について、学力向上への費用対効果が証明できない事を持って教育委員会は少人数学級に踏み出そうとしない。
でも、費用対効果で教育や子育てを考えていいのだろうか。
教育にも子育てにもしっかりと財政を投入すべきだと思う。
子どもたちの成長をお金の価値で表す事なんてできないのではないでしょうか。
将来、どれだけの価値を生み出すかって、その考えはもはや人を物(商品)としか見ていないことになるのではないでしょうか。
冒頭から話が脱線しましたが、
今日の話題は住道駅前大橋のエスカレーターがようやく再開通しました!
っていう話題です。
このエスカレーターは多くの市民が愛用していました。
昨年の12月に故障して修理に時間がかかっていました。
私のもとにもエスカレーターが長期間通行止めになっている事で不便だという声が寄せられていました。
ようやく修理が終わって23日~開通しました。!
これまで、エスカレーターは要らないのではないか?という議論も時々出ていました。
確かに、費用は掛かるけど、市民にとっては移動をスムーズにするためには必要なもの。
駅までのスロープは勾配もあり、距離も長く、足の悪い方にとっては大変な思いをされているのだと想像できます。
色んな立場、いろんな条件の方の状況を理解する事が必要だと思い、以下のブログ記事を紹介させていただきます。
このブログの筆者は以下のように書き始めています。
「面識のある方はご存知だと思うのですが、僕は足が悪く、マトモに歩くことができません。かろうじて健常者ではあるのですけれど、障害者申請をしようかと、本気で考えている状態です。」
エスカレーターは必要だ | よみもの.com | 誠文堂新光社
理解しようとすること、共感する事は政治をしていく上で大事だと思っています。
おわり