あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

大東市の介護制度について~ケアマネージャーの本音④

2020年09月18日 | 介護保険制度
先日から大東市の介護制度のついてのアンケート結果をブログで紹介させていただいています。

本日は大東市の介護制度について、自由記載欄に寄せられたケアマネージャーの本音を紹介させていただきます。
本当にたくさんの思いが寄せられています。


4 大東市の介護保険等についてご意見(自由記述)

予防プラン等委託に関する意見

予防の「加算」は分かりにくいです。利用者さんの「自己決定」ということも大事なことだと思います。

予防プランに加算を追加していただくのはありがたいですが、書類提出等かえって煩雑で敬遠されるのではないでしょうか?

全国的に予防プラン等のケアマネジャー委託は普通に実施されており、今さらという感が強い。現状として我々ケアマネジャーはプランを自由に選択でき委託を受けやすく、利用者が主役であり、利用者様のためにのびのびとサポートできてこそ、本来の介護保険に対するご利用者様の主旨が見えてくると思われる。

予防の委託を受けるのに研修を受けたが、全部受けなくてもいいとなりましたが、その後どうなったのでしょうか。他市のケアマネに委託する時も研修受けた方に委託するのですよね。そうでなければ公平性が保たれないと思います。

お金の問題ではなく、利用者様に迷惑かかっていませんか?
利用者様は混乱されていると思います。

予防について、加算等わかりにくい。ケアプランチェックして頂き勉強になることもあるか?負担もある。

各介護事業所から聞き取りをして反映する大きな心(?気)持ちが必要ではないでしょうか。

要支援の方でも必要であれば直ぐにサービスを使えるようにしていただきたいです。

サービスCの位置づけは措置の時代と同じだと思います。大東市の傲慢な方向性は利用者のためになっていません。介護保険の「利用者本位…」忘れてはいませんか。

居宅に包括から昨年引き継がれましたが、どのプランも理解できず、リハビリスタッフが居る事業所に教えてもらっていました。実際、自分が予防を受けるときにしっかり御指導を受けるとは思えず、不安です。

認知症ケア専門士にももっと活躍の場を与えて欲しい。リハビリ専門職によるリハビリに力を入れているが、認知症ケアにも力を入れて、積極的に介護保険サービス(デイサービス、デイケア)を活用していくべき。認知症が軽度でも認知症対応型デイサービスで手厚いケアは必要。


要介護認定に関する意見

認定情報についてですが、要介護認定基準時間及び中間評価項目、得点等の情報があればその利用者についてわかりやすい。

認定調査の内容確認が細かすぎて信用されていないように思う。

私から見て明らかに介護の方が支援になったりします。そんな方の支援怖くて出来ない事も過去にありましたが、今までは包括にお返ししていましたがこれからは自分でその後も引き継ぐという事が転倒等に結びつかないか本当に怖いです。

認定調査について①がん末期の方で要支援判定が出る場合が多々あります。医療保険が適用され福祉用具位しか必要ないと言われたことがあります。看取りをすすめているのであれば、状態が悪化するまでの過程を含め判定してもらいたいです。まず半年間介護が出れば本人も家族も不安なく過ごせるのではないでしょうか?②区分変更をかけるのは本人の状態が悪化したからで、サービス事業所側の都合のような取られ方をした事がありました。正しく判断してほしいです。


ケアマネジャーに対する指導に関する意見

大東市のケアマネジャーは常に質の低さをなげかけられているようで常に責められているように思います。

外部研修でCMから聞くのは大東市だけではCMしたくないとのことです。;残念です。

みんなで良いものを作っていき、他市ではない、ものをづくりに関してはとても共感はできますが、大東市の今のやり方ではケアマネとして大東市では働きにくいです。他市の方々が口を揃えて、大東市だけでは働きたくないとおっしゃっています。その意見は本当によく聞きます。このままでは働く人の数も減りますよ。残念ですが、大東市ではケアマネとして働けて良かったと思えるような型づくりを見直してください。あまりにもひどすぎるの一言です

すべての方が上記のように感じるわけではないのですが、悩みや不安があっても相談したいと思える雰囲気はないです。もっとCM目線で利用者、家人(市民)に寄り添った対応をしてもらいたいです。

大東市のケアマネだけで予防マネジメントがまかなえないのであるのなら他市に協力してもらっていいと思っている。

事例検討会を今年度14回すると聞きました。日々バタバタしてる仕事のなかでそれだけする必要があるのでしょうか?

包括はケアマネの相談機関であって、制約を押し付ける機関ではないと思うのです。他市は要介護1.2のケアプラン点検もありません。

他市の包括や居宅の事業所から、大東市でケアマネをしている大変さを心配されます。大東市の包括の職員さんが次々に辞めていかれます。失敗だと認めて包括の見直しをしてほしいです。


介護保険運営、基幹型包括支援センターに関する意見

介護保険制度の基本理念は「自立支援」「利用者本位」「尊厳の保持」であったと思いますが、現在は「自立支援」のみに意図的に偏重し、ひたすら仕組みを複雑にし現場に手間を押しつけ、市から出るお金は変わらない(市民負担は変わらない)のにサービスは低下している様に見受けられます。コーミンに包括を委託したことについても単なる出来レースとしか見えず、又結果もでていないのに評価しています。

他市の被保険者さんと大東市の人との差がありすぎて、同じ介護保険料を払っているのにと思う。利用者さんに「なんで大東市はムリなの?」と聞かれるたびに、基幹型の人が説明してほしいと思う。私自身も納得していない事が多いので説明しにくい。

行政の方々には介護保険制度の不具合が課題。改善に向けて取り組みを優先していただきたいとおもいます。各事業所がかかえている課題、経営面も含め、利用者の方々の実情も把握したうえで施策展開をお願いしたい。今は一方通行の指示と威圧でしかないように感じます。本当に何がしたいか解らない。

誰のための介護保険制度か、いつも考えされられます。

大東市と包括はいつも一方的だと感じる。予防プランを持たないと要介護の方を依頼しないなど、脅しと感じることが多々ある。制度が変わり混乱は当たり前なので高圧的な態度ではなく、寄り添った物言いをしてほしいい。なぜ予防を持たないのか考えてほしい

まず、包括の管理者が〇〇氏であることが一番の問題である。再委託がはじまる前、準備期間は相当あったにも関わらず、全く準備されないまま開始され、かなりの苦情があり市民に迷惑をかけた経緯がある。そもそも全く知識のない者を任命する市が悪い。ケアマネからの人望が皆無の人に付いていくことはできない。
これから高齢化社会になるのは理解しています。介護保険を削減しないといけないことも理解しています。たとえば同じ改革をするにしても、他のまともな人が管理者になれば、もう少し上手く改革はできる。〇〇氏を管理者から下す。そしてこの事業から関わる事の無いようにして欲しい。包括の人事の改革が必要。初めからになるが、それが一番の近道だと思う。

大東市地域包括の管理者の一言でうまくいくこともいかなくなっていることが多い。頭ごなしな物言いをして、事業所のケアマネ達もとてもプランがたてにくく、介護保険料を使わせたくないだけの言動になり、利用者様の為と思えない。このままでは利用者様のクレームにつながりかねない。

まずコロナの対策をしないと現場が板挟みになると思います。

大東市は介護保険の運用について厳しいという意見があるが、それだけ勉強会も多く、問い合わせの窓口も広いように思う。

大東市独自の事業を斡旋するのは癒着を疑います。

大東市の総合事業についての取り組みは他市町村と比べても先進していると感じた。

責任回避、自己保身的な考えが多い。また規則に無いから出来ないという、杓子定規の対応などのルール―を守ることが目的になっているように思う。基幹型包括のシステムが上手くいっているようには到底思えず、一度解体して再興するべきだと思う。


その他のご意見
利用者、市民の方が利用できるインフォーマルサービスを充実させて欲しい。ちょっとした困り事を、地域で支えるシステムを充実させて欲しい。
①元気でまっせ体操で、予防改善が「日本一」になったことが原因だと思います。今、他の集団体操もいいビデオがたくさんあります。デイサービスを訪問してみて元気でまっせ体操よりもいいと思えることもあります。
②元気でまっせ体操もいいですが少し古いように思えます。
③どんなに加算が多くなっても予防プランはしたくありません。書類を簡素化したら引き受けるのではないでしょうか。
④大東市内で引き受けるケアマネがいないのにどうして他市のケアマネが引き受けると考えられるのでしょうか。もっと現実をみてほしいです。他市の方が予防プランは多いと思います。
⑤もっと利用者やケアマネの立場を考えて、サービスを早く導入できること、書類を簡素化してスムーズに仕事ができるようにしていただきたいです。


私は4年近く大東市の介護制度を良くしたいと声を上げてきました。
議会でも毎回取り上げてきました。
ケアマネージャーの声は大阪社保協と大東社保協のアンケートへ寄せられた声ですが、現場からこれだけ多くの声が上ったことを心強く思います。
引き続き、利用者のために、良い介護を提供できるように頑張ります!

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