dmenuニュースより
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20240924k0000m040292000c?fm=d
當然その判決が下るべきことではありましたが、我が事のやうにホッとしました。
司法とは、あくまで集められた証拠を法と照らし合はせて判斷を下す場であり、決して「正義」を証明してくれる場ではありません。
ですから、今回はっきりと認定されたところの、捜査機關による「“証拠物件”の捏造」と云ふ途方もなく恐ろしいことが行なはれるのです。
袴田さん事件は、袴田さんの無罪と併せて、さうした“罪の偽造”も公けに証明された、廣い意味であまりに恐ろしい事件であったと思ふのであります。
今は亡き或る人が、「ヒトがヒトを裁けるのか?」と苦悩してゐたと聞いたことがあります。
結局はヒトが裁くしかない以上、この事件は後世への深い反省材料として、よく記憶されなければならないのです。