arata-tokyo-jp's blog(Henry Nagata)

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フランシス・レイの作品を歌う、ミレーユ・マチューの映像を見つけました。

2007年05月16日 19時22分45秒 | エッセイ
フランシス・レイは私が若い頃から未だに一番好きな作曲家です。
フランシス・レイは「男と女」「白い恋人たち」「パリのめぐりあい」に始まって多くの映画音楽でヒットを飛ばしましたが、アメリカに進出した「Love story」が大成功し、この作品で「一生生活出来るだけの金を稼いだ」と言われたほどです。
しかし、今になって考えてみますと、この頃がフランシス・レイの絶頂期だったのかもしれません。

その後、この曲はイタリア人の作曲家に著作権(盗作)で訴えられて裁判で敗訴しています。
その作曲家の名前は忘れましたが、曲名は「ベニスの愛」という映画音楽です。
私はこの曲も好きだったものですから、かなりガッカリしたのを覚えています。
アメリカは著作権には相当厳しい国なのだと、その時に分かりました。

でもフランシス・レイは裁判には負けましたが、ほとんど損害を受けなかったように記憶しています。
「Love story」での収益には全く影響せず、次回作の映画音楽「栗色のマッドレー」の収益をイタリア人の作曲家に支払うという事で合意が出来たからです。
この映画はアラン・ドロンとミレーユ・ダルクの共演で話題を呼びましたが、以前ほどにはヒットはしなかったのではないかと思います。
ただ、もう数十年も前の事ですから、もし間違っていたらごめんなさい。



ところで前置きが長くなってしまいましたが、フランシス・レイは映画音楽で成功する以前は、シャンソンの「愛の讃歌」や「ばら色の人生」で有名なエディット・ピアフに認められていた作曲家です。
エディット・ピアフという人は若い才能を発掘するのが得意な人だったようで、イブ・モンタン、シャルル・アズナブール、ジルベール・ベコー、ジョルジュ・ムスタキ・・・などの才能を発掘しています。

今日急に思いついて、ヨーロッパ系の映像投稿サイト「デイリーモーション」で見つけたミレイユ・マチューという歌手は、「エデット・ピアフの再来」と呼ばれたほどの人です。
私はミレイユ・マチューのこの歌を聴くといつでも身震いを感じます。

このサイトは少し重いのが難点ですが、お時間のある方は是非お聴き下さい。

Mireille Mathieu 「A quoi tu penses ?」

ミレイユ・マチューがフランス語で歌う 「Love story」

Mireille Mathieu 「Lesamisdemimi」

フランシス・レイと一緒に歌う、ニコール・クロワジールの映像も見つけました。

フランシス・レイと歌うニコール・クロワジール

N.Croisille 「L'amour sur ton visage」

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