日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

相乗効果

2014-01-27 12:01:53 | 映画・音楽
ゼロ・グラビティを観に行きました。
感想からいうと、ハリウッド映画大嫌いで、アカデミー賞なんて、なんであんなに騒ぐの?って思ってるワタシが、、、
これはいい!!すごくいい!!って思いました。

・・・といっても、信頼してる友人がこの作品の名前を出さなかったら、たぶん観に行きもしなかったでしょうが・・・(ははは)

それにしても、この作品に対してNASAなんかは、大クレームなんですってね。
そういうもん?そりゃ、NASAは宇宙に関してのスペシャリストですからプライドもあるでしょう。
それはわかります。だけどね、そういう感想って、今回に関しては全くのナンセンスだと個人的には感じました。
宇宙を舞台にする必要がどうしてもあったはずだから。リアリティよりも、人が宇宙に抱く想いがなければ、このお話が成立しなかったと思う。
今を生きる多くの人々へのエール。少なくともワタシは、ほとんどのシーンの体感的、感覚的な表現(映像)が、テーマになってくる言葉を引き立たせていたと思う。
あのね、これはとっても個人的な考えかもしれないけど、「かぐや姫の物語」と「ゼロ・グラビティ」を同時期に観ると、相乗効果でとっても面白い、と思うの。表現としてのカタチは違っても、かなり同じ地点に辿り着いてると思う。っていうか、「風立ちぬ(宮崎監督)」も、「今日子と修一の場合」も、最近読んだ「心の力」も、それぞれの監督・作者の想いに違いがない、って感じる。ああ、今の時点で必要な生きる力を、みんな同じ方向に見いだしているんだ、って。ーって、突然発見!!今、この文章を書いてて気づいたんだけど、、、それを求めていたのは、自分か~!。。。同じような感性を持ってる人って、なんとなくわかるものだよね。そういう監督の作品選んでみてたのかな~(笑)。ワタシの好き嫌いのはっきりしてるのって、こういう理由があったのかも?(笑)なんだかわからない文章になっちゃったけど、「ゼロ・グラビティ」をけちょんけちょんに書いてた批評家がいたので、感じ方って、受取り手によってそこまで違うんだ~って思ったから書いたのでした。あと、観るタイミング、って大きいよね!まる。