日々の泡

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その後のコト

2017-02-06 10:26:36 | 演劇
調子にのって、昨日からの勢いで、「自分史」書き進めよう。
なんか、いっきに吐き出してしまいたい気分になってしまって。溜めておくと身体に悪いからね

五月舎を出たものの(こんなことになるなんて・・・予想外)さて、どこで役者修行を続ければいいのか?・・・・ーだって、五月舎以外は眼中になかった。民芸もいいかな、と思って一応(失礼な話ですね。無知ゆえの・・・)民芸にも併願してたけど落とされてたし。

とりあえず、観劇してて、ちょっとでもいいかな、と思う有名劇団をいくつか受けてみた(適当)
そしたら、そこそこ名前の知られている劇団の養成所に入れることに。
・・・でもね・・・こんな事言ったら傲慢、とか生意気って思われることは百も承知で、それでも言っちゃうよ!!
つまらないの・・・とにかく授業が。もう、初日で萎えた。(たぶん、それだけ五月舎のレッスンが画期的で=ほんと現場主義なの!素晴らしいということの裏返し・・・)でも、それなりの授業料をおさめた後でもあったし、なにより、ワタシはここ以外に行くところがなかったから(えーん)
通いましたよ、我慢して。聞いてください!(笑)つけまつげをつけて、化粧をして代々木公園を1時間走り続ける、という授業があったのですよ!!「一体何の為に?」って頭のなかが???でいっぱいになりません?
答えはー舞台の最中、汗でメイクが崩れた時、対応できる力をつけるためーなんですって。これが一番ひどい、と思ったけど、他の授業も、これに毛がはえたようなものだった。とにかく合わない。ワタシには合わない!この理由に納得がいく人なら適応できるのでしょうが・・・・
極めつけは・・・卒業公演・・・・井上ひさしの・・・「十一匹のねこ」。。。ナント!五月舎の時の卒業公演と同じ演目(役は違いましたが)。言っちゃいますと・・・・「十一匹のねこ」は当時、上演権を持っていたのが五月舎・・つまりね・・・五月舎が本家本元なのですよ〜。当然、五月舎でも、学校公演などで上演し続けていて。卒業公演の演出も、本公演の演出も同じ、文学座をとびだした「小林裕さん」がやっているわけで、ワタシは彼の指導を受けているのです。
だからー超・超・超・抵抗がありました!五月舎ではないのだから、違う演出家のダメだしを素直に聞かなければいけない。それは・・・・頭ではわかっているのです。わかってはいるのですが、あまりにも「つまらなく、世界観が小さ過ぎて」ワタシには無理でした。なるべく言われたようにやろうとはしましたが、きっと心の中の思いが顔や態度に出てしまっていたと思います。演出家も、ずいぶんワタシのこと生意気でひねくれている、と思っていた様子ですが。。。(苦笑)案の定、養成所の2年目に進級することはできませんでした!(笑)

負け惜しみでなく、あの時は、悔しいより、ちょこっとだけ「ほっとした」気持ちが勝さっていました。
だって、ワタシ嘘をつき続ける自信がないんだもん!役者なのに・・・・(笑)

(つづく)ーたぶん。。。

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