まずは中山のニュージーランドトロフィー。このレースは、GⅠNHKマイルCのトライアルレースでありますが、近年、レースのレイティングが低く、GⅡ格付に黄色信号が点滅しております。やはり、中山のマイルというのが問題で、本番の府中マイルとの連関性が低い点が嫌われていると思います。同じマイルならば、阪神や京都、あるいは中京や新潟あたりの方が良い馬が集まると思いますが、いかがでしょうか?
さて人気は、シンザン記念を勝ったダイワメジャー産駒①マテンロウオリオンに集まると思いますが、そのシンザン記念は、内々の経済コースを通って勝ったレースですし、着差も僅かなので、それほど信頼できない1番人気だと考えています。
それならば狙ってみたいのが、ディーマジェスティ産駒⑩デルマグレムリン。そのシンザン記念は6着ながら、後方から上がり最速タイムで追い込んできました。次のセントポーリア賞は、一転して好位からのレースで3着と好走。この時の1着がドゥラドーレス、2着がウィズグレイスですから、3着の意味も大きかった。前走のFウォーク賞の凡走が謎ですが、むしろこの凡走によって人気が落ちますので、狙いどころかと。
相手は手広く、①マテンロウオリオン、⑦リューベック、⑤ベルベットブラボー、④アバンチェリエ、⑪エンペサー、⑧サーマルウインド、⑥ジャングロの7頭。
馬券は、本命⑩デルマグレムリンからの馬単・馬連7点ずつ ⑩⇒①⑦⑤④⑪⑧⑥ で。
次は、阪神牝馬S。ヴィクトリアMのトライアルレースで、こちらは本番に直結するレースです。最強世代と言われる4歳勢の中でも、秋華賞馬⑤アカイトリノムスメに人気が集まると思います。
しかし、先週の大阪杯を見ても、最強世代の最強馬エフフォーリアと、最速の逃げ馬ジャックドールが敗れ去りました。それを破ったのは、5歳牡馬のポタジェと5歳牝馬のレイパパレ。5歳馬の逆襲シリーズは、今週も続くと見ました。
狙いたいのは、5歳牝馬の⑫マジックキャッスル。秋華賞2着、ヴィクトリアM3着と実績はGⅠ級。ここ2戦は本来の走りではありませんが、ここで復活のシーンが見られると期待します。
相手は、まず同じ5歳牝馬の③デゼル、それから4歳勢の⑤アカイトリノムスメ、⑨ジュラルディーナ、②アンドヴァラナウトの4頭。
馬券は、本命⑫マジックキャッスル頭固定の三連単12点 ⑫⇒③⑤⑨② で。