金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 4月9日~10日

2022-04-10 16:23:10 | 競馬

 土曜日は阪神4R芝2000mを勝ったキングカメハメハ産駒モーダルジャズ5番手追走から、直線では1番外へ持ち出す。逃げて粘るシルバーステート産駒ウォーターレクラを追いかけて、1/2馬身前に出たところがゴール。勝ちタイムは2分2秒02着はウォーターレクラ、3着は6番手から追い込んできたオルフェーヴル産駒タガノタンゴ

 中山5R芝2000mを勝ったキズナ産駒パラレルヴィジョン中団待機で脚を溜めます。3コーナー過ぎからマクリ気味に前に進出、直線では早め先頭に立って、後続を寄せ付けず2馬身1/2差で圧勝デビュー戦ながら、経験馬を相手に完勝でした。勝ちタイムも2分0秒8と優秀。無理にダービーは目指さないと思いますが、福島のラジオNIKKEI賞あたりの有力候補になりそう2着は、やはり後方からマクリ気味に上がってきたハービンジャー産駒アクロビンジャー

 

 阪神5Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったホッコータルマエ産駒ブリッツファング3番手追走から、直線では早め先頭に立って、そのまま後続を寄せ付けず3馬身1/2差の完勝。勝ちタイムは1分53秒62着は中団から差してきたハービンジャー産駒パーティベル、3着は4番手から勝ち馬を追いかけてきたサトノアラジン産駒ロードアラビアン

 阪神6R芝1200m(3歳1勝クラス)を勝ったロードカナロア産駒ソウテン5番手追走から、直線では外に持ち出して、前で粘るキタサンブラック産駒ドグマをゴール前で捉まえて1馬身差で勝利。1分8秒3の勝ち時計2着はドグマ、3着は後方から追い込んできたアドマイヤムーン産駒トリップトゥムーン

 中山7Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒カンピオーネ中団待機で脚を溜めます。直線では、2番手から粘るイスラボニータ産駒レッドラパルマを追いかけて、1馬身前に出たところがゴール。勝ちタイムは1分53秒22着はレッドラパルマ、3着は後方から追い込んできたダンカーク産駒メイショウカゲカツ

 

 日曜日は中山1Rダート1200mを勝ったヘニーヒューズ産駒パウオレ好スタートから2番手追走。直線に入ると、逃げ粘ろうとするダイチヴィヴァンを交わして、そのまま後続を7馬身ちぎって圧勝。勝ちタイム1分10秒7は優秀2着はダイチヴィヴァン

 中山4R芝2000m牝馬限定を勝ったエピファネイア産駒ゴールデンアワースタートは出遅れて最後方追走へ。スローペースだったので、向こう正面で徐々に位置を上げて2番手へ進出。直線では、内側のコースを選択して、逃げ馬を交わしてそのまま後続を3馬身離して完勝。勝ちタイムは2分1秒52着は、6番手から外を差してきたディープインパクト産駒ハイエスティーム。過去2戦が二ケタ順位でしたが、ここへきて本格化3着は、最後方から追い込んできたジャスタウェイ産駒ジャスコ

 阪神4R芝1400mを勝ったドレフォン産駒トラーパニ好スタートから4番手追走、内側で脚を溜めます。直線では、馬場の内側が1頭分だけ空いたところを抜け出して完勝。1分21秒2の勝ちタイム2着は、10番手から1番外を差してきたモーリス産駒ルパルテール、3着は、4番手の外側から差してきたジャングルポケット産駒エナジーグラン。日曜日の阪神芝は、内側が伸びる傾向。外差しは届きにくい感じ

 中山5Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒ウラカワノキセキ3番手追走で上手く脚を溜めます。直線に入ると、逃げ馬を外から豪快に交わして、そのまま5馬身差の圧勝。勝ち時計は目立たないものの、ダート初戦で高いダート適性を見せた形2着は、中団待機から差してきたノボジャック産駒ミンナノユメミノル。3着も、ほぼ同じ位置から差してきたバゴ産駒ベアグッジョブ

 阪神5Rダート1400m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒カセノダンサー2番手追走から、直線では逃げ馬を早めに交わして抜け出します。5番手から猛然と差してくるキズナ産駒ライラボンドをクビ差だけ凌いで勝利。勝ちタイムは1分25秒02着はライラボンド。3着は後方から追い込んできたヘニーハウンド産駒モナルヒ。それにしても、ダート路線でのヘニーヒューズ旋風が止まりません。

 中山6R芝1800m牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったドゥラメンテ産駒サンカルパ好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入っても、後続を寄せ付けず4馬身差の完勝。勝ちタイムは1分46秒62着は、2番手から粘り切ったディープインパクト産駒オーソレミオ、3着は後方から差してきたキングカメハメハ産駒スマートオリーブ。今日の阪神の馬場は前が止まらない!

 

 阪神9R芝2000m忘れな草賞(L)を勝ったスクリーンヒーロー産駒アートハウス3番手追走、馬場の内側で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るディープインパクト産駒グランスラムアスクの外から抜け出して、そのまま3馬身差で圧勝。勝ちタイムは2分0秒32着は、中団から差してきたディープブリランテ産駒セルケト、3着は逃げ粘ったグランスラムアスク

 勝ったアートハウスは、レースも上手く、瞬発力もあって、オークスに向けて良い勝ち星になりました。このレースでも、馬場の内側を走った馬が上位を占めました。


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【競馬】 桜花賞(GⅠ)! クラシックシーズンが開幕!!

2022-04-10 07:53:04 | 競馬

 さぁ桜花賞です。クラシックシーズンが開幕いたします!

 え? クラシックレースとは何ぞや?ですって!

 一応、日本の3歳レース体系は、本場英国に倣って整備されておりまして、その3歳クラシックとは、牡馬の2000ギニーダービーセントレジャーと、牝馬の1000ギニーオークス5つのレースを指します。従いまして、日本におけるクラシックレースとは、開催順番に、桜花賞皐月賞オークス日本ダービー菊花賞5つのレースを指します。3歳限定GⅠでも、NHKマイルCや秋華賞は、クラシックレースとは呼びません。悪しからず。

 

 さて予想に入ります。ここまでのところで、実力は何と言っても、ハービンジャー産駒⑱ナミュールが明確に抜けております。トライアルのチューリップ賞の強さは本物でありました。⑱ナミュールを本命にするのは当然のこと。

 ただし、弱点もハッキリしております。暮れの阪神JFの時のように、出遅れ癖があります。すなわち、ゲートが課題。チューリップ賞では、たまたまスタートが上手くいったとも言われており、今回が上手く出られるかどうかは全く判りません。そうなると、2番手に指名する馬の選び方が大事。場合によっては、本命馬が出遅れて、2着か3着に沈む可能性が有る中で、その時は着実に頭に来てもらう必要がありますら。

 その2番手に選びたい馬は、シルバーステート産駒ウォーターナビレラ

 阪神JFでは、早めに先頭に立って押し切ろうとしましたが、さすがに差されてしまい3着。前走のチューリップ賞では、好位から仕掛けるタイミングを待っているうちに前が塞がってしまい、脚を余らせての5着。それでも、鞍上の武豊騎手は、レース毎に教えている内容が濃いので、ウォーターナビレラには卓越したレースセンスが育ちつつあります

 この2頭の他には、チューリップ賞2着のミッキーアイル産駒ピンハイ、チューリップ賞3着で阪神JF勝ち馬のエピファネイア産駒サークルオブライフ、クイーンC勝ち馬のハービンジャー産駒プレサージュリフト、クイーンC2着のドゥラメンテ産駒スターズオンアース、阪神JF2着のロゴタイプ産駒ラブリイユアアイズ、小倉2歳S勝ち馬のミッキーアイル産駒ナムラクレア、アネモネS勝ち馬のディーマジェスティ産駒クロスマジェスティの7頭。

 馬券は、本命⑱ナミュールと対抗⑥ウォーターナビレラの2頭軸三連単28点 ⑱⑥⇒⑱⑥⇔⑤⑯⑭⑧⑪①⑨

 

【補足】木曜日に、「ディープインパクト産駒が出ない桜花賞になりそう」と書いてしまいましたが、なんと④パーソナルハイが抽選を潜り抜けて出走してきました。さすが、矢作芳人厩舎! この幸運にあやかって、④パーソナルハイの単勝馬券も少額買い足したいと思います。


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