秋華賞であります。
牝馬三冠のラストを飾る京都芝内回り2000mのレースです。
オークスの1着、2着、4着、5着の馬が揃いました。また秋のトライアル上位馬も揃ったので、メンバーは豪華と言えるでしょう。
レース展開は、逃げが想定される⑮セキトバイーストと、2番手から前にプレッシャーをかけると思われる⑬クリスマスパレードがいますので、淀みのない厳しいペースになると予想。そうなると、4コーナー手前からのロングスパート勝負になり、スピードの持続力と、ラストの切れ味の両方を備える実力馬でないと上位入線は難しそう。
地力の高さは、オークス馬⑤チェルヴィニアと桜花賞馬⑭ステレンボッシュの2頭。そしてオークス4着で秋のローズSを快勝した③クイーンズウォーク。この3頭が抜けていると思います。
狙いたいのは、ようやく本格化したと見えるキズナ産駒③クイーンズウォーク。春のクラシック2レースでは、川田将雅騎手はこの馬を育てるような騎乗ぶりで、目の前の勝敗よりも成長を促すことを優先していました。秋初戦のローズSでは、まだ八分の出来ながら、長い直線を使ってロングスパートの実践訓練さながらの騎乗で快勝。もともとキズナ産駒の牝馬は、3歳秋から4歳春で本格化する馬が多く(あのソングラインが典型)、春からの成長度では有力3頭の中で1番だと思います。
馬券は、まずは本命③クイーンズウォークの単勝。そして③クイーンズウォークから⑤チェルヴィニアと⑭ステレンボッシュへの三連単2点 ③⇒⑤⑭⇒⑤⑭ で。
【補足:騎手インタビュー】
川田将雅騎手は、1週前追切について「あまり良くなかった」「気持ちが高ぶり過ぎ」とコメントした上で、「この馬が1番強い訳ではない」「この馬らしい走りを見せてファンに喜んでもらいたい」と微妙な話しぶり。まぁ現状のクイーンズウォークをありのままに伝えてくれてました。う~ん・・という感じ。
一方で、ステレンボッシュの戸崎圭太騎手も「1週前追切は・・悪くはなかったけど・・」「今週の追切でピリッとすると思います」と、こちらも微妙な言い方。
ちなみに、チェルヴィニアのCルメール騎手は「ワタクシはこの馬が強いことを知っています」「(木村)厩舎がきっちり仕上げてくれる、Trust him です」と言った上で、オークス以来、まったく騎乗していないし、馬を見てもいないことを暴露。こちらも、直近情報は何も伝わらないインタビューでした。
この3頭で勝負して大丈夫かしらね・・