「今年の漢字」は、京都市に本部がある「日本漢字能力検定協会」が、その年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれる仕組み。先月1日から今月6日までの14万7878票の応募の中から、最も多い5976票を集めたのは・・
「税」‼
京都市東山区にある清水寺では午後2時すぎ、森清範貫主が大きな和紙に「税」の字を一気に書き上げました。なお、「税」が選ばれたのは、消費税率が引き上げられた2014年以来、2回目とのこと。
ちなみに、第2位は5571票を集めた「暑」。第3位が昨年選ばれた「戦」で5011票。
そして、第4位が、ワタクシが本命に挙げていた「虎」。「虎」は4674票だったそうで、全国6000万人はいると思われるタイガースファンの組織票は動かなかった模様。残念であります・・
それにしても、そんなに「税」が、今年を代表する漢字だったのでしょうか?
確かに、ワタクシ個人としては、「1円ストックオプション」に2度も課税する国税通達が流れた今年は、大変ショックの大きい年でありましたが、一般消費者にとっては、インボイス方式導入などは、あまり関係がなかったであろうし、防衛費増額における増税対応はもう少し先になりますので、まだまだ実感がなかったはず。
う~ん、自分としては、どうしても、マスコミが作り出した「今年の漢字」のような気がしており、ピンと来ないなぁ・・