ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

伝えたいこと 伝わること

2011-10-10 13:56:06 | ひとの幸福
ひとが怒って何か話していると、

その人が伝えたい肝心な内容より、

それを言う時の気持ち(責めている)が伝わってしまうことがある。

伝えたいのは話の内容だったのに。

それを聞いた人の一言「怒られちゃった」で、終わりになったりして・・

どっちがいい悪い とかじゃないよ~。

どっちもどっちも。




赤ちゃんや外国人

2011-10-10 13:50:14 | ひとの幸福
赤ちゃんが泣くと、周りの人は、

何を言っているのだろう?

何を現わしているのだろう?何を伝えたいのだろう?

オムツが濡れて気持ち悪いんだろうか?

お腹が空いているんだろうか?

どこか痛いんだろうか?

どうしたいと思っているんだろう?

・・・と観察する。在りのままを見ようとする。

言葉 という障害が無いから 迷わず観察する。

言葉のわからない外国人と接する時もそうだ。

何を伝えたいんだろう?

何がしたいんだろう?って。

何を伝えたいんだろう?っていうのは理解とは違う。

観察だ。解釈なしの在りのままを見ようとする心だ。

言葉がわかるばかりに、在りのままを見られず、

自分の解釈で見てしまう。

観ている・認識している

2011-10-10 13:13:42 | ひとの幸福
居間の窓から庭が見える。

彼も庭を見ているように見える。

私も見ている。

この庭 という事実 在るもの。

同じ?庭を見て・・

彼は何を見ているのだろう?

彼の見ている庭は私の見ている庭ではない・・

これが小さい頃超びっくりした、

「ひとりひとりちがう世界を生きている!」ということなんだなぁ。

私は私が観たものしか見ていない。

彼は彼が観たものしか見ていない。


「冷たい」・・ 温めようか

2011-10-10 12:48:15 | ひとの幸福
こんな言葉を聞いたとき・・

「寒い」→(部屋を温めようかな)

「暑い」→(エアコンつけたらいいかな)

「痛い」→(薬あるかしら)

こんな反応になったことがある。

なんでこういう展開になるのか?

人って相手に快適でいてほしい という本能的な願いがある・・からだろうか?・・

「寒い」「暑い」「痛い」という言葉を

(なんとかしてほしい)と解釈してる・・・。

「寒い!」と発したとしても、

それが快適じゃない、イヤだ、なんとかしてほしい

・・という場合ばかりじゃないだろう。

それなのに、それを聞いたとたん、ストーブつけようかな になるのは、

本当はどうかわからない相手の意思を、

(わかっている) となってる状態なのかな。

頭では・・そう思うんだけどね~

2011-10-10 11:04:18 | ひとの幸福
頭ではそう思うんだけどね~ こういう言葉は人からも聞いたことがある。

「頭ではそう思うんだけどね~ どうもスッキリしないんだよ」

この言葉から考えると・・

頭“では”そう思う ということは、頭以外では そう思ってない、ということだ。

ここで言う「頭」 とは 理性 のことで、

頭以外とは 実感 かな。感情かな。


頭 では そう思う・・・こういうことって、現実生活では役立たない。


理性と実感が一致してる状態というのは、ストレスが無い。

「わかっちゃいるけど、やめられない」というのがある。

理性でわかっているけど、実感でやめたい にならない・・こういう感じだな。

こういう時って、やめたい というより、“やめなくっちゃ” になってる。

こういうのを 無理 という。

「やめるべき」「してはいけない」という考えになってると、

物事はスムースには行かない。

当座うまく行っても副作用が起こるのは理の当然。

いっときの成功はあるだろうけど、すぐに元通りになる。