ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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言葉・思考・気

2013-05-11 13:52:58 | ひとの幸福
誰でも考えるということは言葉を使わなければ出来ない。

えーっと・・あれをこうして、それがああなるから、こうして・・・・

こんなふうに考えるのは全部言葉によってだ。

赤ちゃんが泣き声じゃない声を発する最初の音は「あ~」だ。

「あ~」の意味は大人にはわからない。

意味があるのかないのかわからない。

けど、赤ちゃんにしてみればなにかしらの必然があるのかもしれない。

その、「あ~」は言葉かというと言葉じゃないのかもしれない。

さっき、言葉は神でそれは日本語と思う・・なんて書いて・・

日本語と思う・・と書いたのは多分初めてのことだと思うけど、

書いてみると・・あれ?そうかなぁ・・?が浮かぶ。

書くということはこれだから面白い。

書かずに自分の中になんとなくある時とは違って、

書く(出す)と考えが変わって来る。

これは今考えようかなと書き出した事と関係ない話で、

言葉云々と書いたら、ふっと浮かんで来たこと。

で、この話はこれでおしまい。今は・・・

「あ~」は言葉じゃないけど、なにかしら赤ちゃんの意識の出現なんじゃないか。

赤ちゃんが出した音に周りの大人が反応する。

これがまるきり無視されたら、その後同じように音を発するんだろうか???

・・わからないや。

けれど、赤ちゃんは音を出して、それに反応されて、

そういう繰り返しで心が発達して行くんだろう。

大人が言葉を発したり、その言葉に反応して又発したりを見聞きして、

赤ちゃんの意識はどんどん作られるんだろう。

思考は言葉。言葉は神。

人間界のどんな立派な建物も最初は設計者の頭の中にあるもの、形のないものから始まる。

その頭には建築のいろんな知識が詰っている。

知識は受け継がれ、捨てられ、足され、・・たりして続く。

宇宙という形あるものも最初は形のないものだった、と思う・・・

(これも出したことで変わって来るか・・・まだわからない・・)

頭の中にある形のないものと同じように。

植物の種や人間の種という形あるものの始まりは

言葉のようななんらかの意識なのか、精気という気なのか・・・

鶏と卵、どっちが先か?・・・みたいな最初から形あるものが始まりなのか???

それとも、鶏か卵か、ず~っと考えてもわからないように、

始まりも終わりもない巡る輪なのか・・・???




2013-05-11 11:02:19 | 言葉
目が覚めたら雨音。なんだかいいなぁ。落ち着く気分。

お天気もいいけど、こういうのもいい。

日本では天気が晴れのことを「天気」と言うね~

これも考えてみると面白い。

広辞苑は面白く表現してるよ。天気とは①任意の場所の任意の時刻の気象状態。そらもよう。

②で気象状態のよいこと。晴天。③では天子の気色。天皇の機嫌。

天気のよいことを「天気」という一つの言葉で表わせる。

天気がいいとか悪いとかの判断以前に元々天気というものはよいものだということか?


いま、ぱっと「元気」という言葉が浮かんだ。

元気がよいことを「元気」という一つの言葉で表わせる。

天気と似てるなぁ。

「元気いい」とも言うけど、「元気がある」とも言う。

元気いいね~ 元気だね~ 元気あるね~

「天気が悪い」という表現はあるけど、「元気が悪い」とは言わないのは何故だろう???

「元気がいい・元気・元気がある」に対してその反対は「元気がない」だ。

元気は在るか無いかで、悪くなるということが本来ないからなのか???

そして元気は字で言うと“元の気”で、広辞苑にはこうある。

①として、天地間に広がり、万物生成の根本となる精気。

②活動のみなもととなる気力。

③健康で勢いのよいこと。

この①の意味なんか凄いなぁと思ってしまう。

日本人は万物生成の根本は精気であると意味づけて来た。

そしてそれが天地間に広がっていると。

そしてその言葉を人間の健康状態にまで使う。

宇宙はなんで生まれたのか。

宇宙はどういうふうに始まったのか。それが今もまだ科学的にわかってないということだと思うけど、

日本人はそれを「精気」「元気」として扱って来たわけだ。

そう解釈して来たということだ。


「はじめに言葉があった 言葉は神であった」という聖書の言葉があるけど、

今までいろいろ考えてきて、その言葉とは日本語のことかと、

この頃思っている。

なんかそういう主旨の文章を何かの本で読んだことがあるけど、

本の名も著者も覚えていないので、調べられないのは残念なんだけど。

それと、漢字は中国で生まれたということになっているけど、

元々日本で生まれ、それが逆輸入されたという説が書かれた本も読んだことがある。

これもなんという本だったか覚えがない。

でも、中国以前に日本で使われていたという証拠となる歴史がないよね~。

まぁ、わからないや。どっちでもいい。

私は考えるという作業を日本語という言葉を前提にしてやっている。

その言葉が在る、ということから出発しているようだ。

言葉とは意味であり、いろんな辞書や広辞苑は、

日本人はこんなふうにこの言葉を使って来たということが記されている。

日本人はその言葉で考えて来た。と言ってもいい。

宇宙はダークマター、ダークエネルギーで96%を占めているという。

それが天地間に広がっている・・広辞苑によれば万物生成の根本である精気が。

日本人はそう解釈して来た。理屈抜きで。


科学界でそれがなんなのか、それがなんちゃらクオークとかいう素粒子だとかいうことがわかっても、

普通の人は、あ~、そうでしたか、くらいなもんだと思う。

水はH2Oです。あ~そうですか、って丸暗記したのと同じ感じ。

湯川博士が言ったように「素粒子の心」がわからなければ、

どうして宇宙は存在するようになったのかという本当の不思議はわからないと思う。

雨が降って、なんとなく書き出したらこんなことになったよ。