ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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日本人の数的思考力・読解力 

2013-11-25 16:04:06 | 新聞を読んで
今日の毎日新聞の「くらしナビ」欄に

日米欧などの先進国でつくる経済協力開発機構(OECD)が

24カ国・地域の成人(16~65歳)を対象に、

読解力、数的思考力などの調査をして、その結果、

イタリア人の学力が最低で、その背景について書かれてあった。

そしてその2分野とも1位が日本だった。

数的思考力とはどういう思考力なのか・・・

計算力ではなく、思考力というからには・・??

数学的思考だとして、だとしたらそれは読解力と繋がるものがあると思った。

数学的思考力とは(無い)が在ると、わかっている思考力かと思う。

「生きることは素晴らしい」という言葉を多く世に見るということは、

暗黙のうちに「死ぬのは素晴らしくない」と言っているようなもんだ・・

というような思考が数学的思考と言われるもののようだから。

言わないことで言っている、というもの。

それが無いことで他に在るものがあるといっている、といってもいい。

その言葉の奥にあるものを見る思考力なのかもしれない。

読解力というのは言葉を理解する、読む力だと思うけど、

表れた言葉の奥に在るものを読み取る力もそのうちに入るのかと思う。

空気を読むというのも入るかもしれないと思った。

行間を読むという表現もそれに入るかもしれない。

その認識が表現されてないことで、見えない認識が在ることを示している。

そのような思考力が日本人に高いのは、

日本語という言葉を使っていることでそうなるのではないだろうか・・・

という仮説を持っているんだけどなぁ。







ごちそうさんの覚悟

2013-11-25 14:10:17 | テレビを見て
何故だか、パソコンの調子が悪くて、ネットが繋がらず、

これは何日か前に書いたものです。

今、繋がったので。

NHKの朝の連ドラ「ごちそうさん」を「あまちゃん」に引き続いて見ている。

主人公の家では夫の継母と姉がいつも喧嘩状態で、

夫の妹に結婚話が来て、

妹はこの家に居るのが嫌だから結婚したいと思う気持ちもあり、

この家の状態を見ていると結婚するのが怖いという気持ちもある。

主人公は妹が前向きに結婚するというふうになるまで、

結婚を延ばす方がいいと妹に言うんだけど、

彼女はこの家が仲良い家になる可能性はないと、

諦めの気持ちが出てきて、主人公も妹がいま、結婚してもいいかと諦めムードになる。

自分に幸せにすることなど出来ないと思う。

それを師匠と思ってる人(これを書いた後、この人は夫の父親だということだった)に話すと、

師匠は、それでいいんか、あんた、幸せにするって言うたやんか、

出来る出来ないということちゃう!

やるねん!

大事なことはその覚悟や・・・というようなことを言う。

その後のシーンで、主人公は妹に、

ひょんなことから、「1年ここに居て私のやること全部見てなさい」

と言い切る。

失敗も成功も。それに失敗だって無駄にならない。

どうやったら楽しい家になるか、どうやったらならないか、

その目でちゃんと見て、考えてから嫁に行きなさい。

そう言った。

なかなか言えることじゃない。

有言実行になるか???

でも、それをやるってところに立ったんだろうと思う。

この家が楽しい幸せな家に“なるための行為行動”をする、って、

ところに立った。

そこに立ってやってみて、初めて、

あー、これはなったな、ならなかったな、と観察できる。

楽しい幸せな家になるかならないか、やってみなければわからない。

あくの強い夫の継母や姉と共にやる作業だ。

この前書いた、「家族や共鳴しないものまでも巻き添え的犠牲者にしては不可です。」

を思い出した、今。

あくの強い姉も継母もこの家を楽しい幸せな家にしたい、

なんて希望は持っていないのだろうと思うし、

そのことは“共鳴しないものまでも”ということに当てはまる。

主人公のそういう願いの元での行為行動がキッカケで継母や姉までも、

思わず幸せな家族への道を歩んでしまう・・

・・・ということになるのではなかろうか・・・

さてさて・・