ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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NHK 病の起源

2013-05-27 10:46:53 | テレビを見て
この番組、3週続けて見てる。

昨日は脳卒中の起源についてのアレコレ。

脳の血管は脳以外の血管と比べると凄く薄いらしい。

身体は動き回れることで血管の壁が厚い。

脳は運動しても血液量は変わらないので血管の壁は薄く出来ている。

哺乳類の中で脳の血管が膨らみやすいのはヒトだけだという。

先週のガンの起源についても同じことが言われていた。

哺乳類でガンになるのはヒトだけだと。

前回も昨日のもヒトとチンパンジーの違いを研究して、

どうしてヒトがそうなるのかと探っていたけど、

比べていたのは身体のことばかりだった。

ヒトとヒト以外の動物で一番違うことは意識活動がある、精神があるということなのに、

何故そのことで研究しないんだろう?という素朴な?が浮かんでしまう。

何が違うかってそれが一番だろうになぁ。

あまりに精神、意識の存在を無視してるとしか思えない。


身体は自然からの贈り物で、本当にうまいこと出来ている。

完璧だと思う。

身体と比較して脳の血管の壁が薄いのも、

脳は運動しても血液量は変わらないから・・・というわけがある。


ヒトがチンパンジーから進化して手足を使うようになったから、

その部分を司る箇所の血管が詰ったりするのではないかと考えている、

という学者のコメントが紹介されていた。

そのすぐ後のナレーションでは、

それは一つの考え、仮説であって、事実じゃないはずなんだけど、

「・・脳梗塞が起こるのは人間の進化の代償なのです」なんて言い切っていた。

おおおお、よく言い切るよ、と思ったよ。

学者はちゃんと「そう考えています」と言ってるのに。

考えは考えだし、仮設は仮説なんだけどなぁ・・

この番組を見てる人の何パーセントか何十パーセントかは、

きっとそれを鵜呑みにしただろうなぁ。

このナレーションを入れたNHKが一つの仮説を仮設と知っていながら、

番組の構成の都合でそういうことにしたのか、

局でもその仮説を事実かのように鵜呑みにしたのか(まさか)・・

事実かのように視聴者に思わせるためにそうしたのか・・・

わからないけれど・・・

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