ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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つくりと働き

2012-10-04 09:15:15 | 新聞を読んで
今朝の毎日新聞に養老先生の文章が載っていた。

時々養老先生のこの欄が出て来る。今日のはこういうの。

口というのは解剖学的な器官の名前じゃなく、

機能を表わす言葉、概念である。肛門もそう。構造の名は肛門管というらしい。

口は構造名は唇と口腔。

「つくり・構造」と「機能・概念」との相異について云ってた。

口を慎め!なんていうのは働きについて云ってる。

概念の言葉は多い。敵・味方なんてのもそうだ。

昨日の敵は今日の友というように、ころころ変わるもの。

まぁ、口は機能を表わす言葉・概念だけど、肛門に変わったりしないけどね。

でも嘔吐なんかは口が出口になってるなぁ。でもそれは働きじゃないか・・

いや、働きといえば働きだよね。

「お金・現金」というのも概念だね。

その紙や金属、通帳の数字にはそういう働きがあることを表わしている。

「机」というのは構造なのか概念なのか・・・

それを踏み台としてしか使ってない場合も広い世の中にはあるかもしれない。

ダイニングテーブルなんかも、物置にしてる人もある。

そういう場合、つくりはテーブルだけど、機能は物置。

まぁ、いいや、そういうことはどうでも。

構造は簡単には変えられないど、機能だったらいくらでも変わる可能性がある。

意識は機能、はたらき。




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