ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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「死ぬと心はどうなるのか」

2014-09-18 15:53:48 | テレビを見て
死ぬと心はどうなるのか・・・

もう何日も前のことなんだけど、NHKで、「臨死体験」を書いた立花隆さんのレポートをやっていた。

死ぬと心はどうなるのか、というテーマだったと思う。

ここのところ、なんだかんだ忙しく、ゆっくりブログを書くモードにならなかったんだ。

立花さんはどこのガンだか忘れたけど、癌だそうだ。

彼が穏やかな感じだったのが印象的だった。

『臨死体験』の本は読んだことはある。

前に何か思ったことを書いたかもしれない。忘れている。

意識は蜘蛛の巣のようなもので、勿論蜘蛛の巣よりずっと複雑な繋がりそのもので

数学的に表現できる、とジュリオ・なんたらという教授が言っていた。

それでも脳が心を生じさせているのだから、死ねば心は消える、と言っていたと思う。

それでも、脳=心 になっていなければそういうことは言えないなぁ。



20年前だかに「臨死体験」を書いた時に取材したナントカ教授だったか、が

当時は死ねば何もなくなると言っていたのが、

その当人がその後、どんなキッカケでそうなったか、忘れたけど、

臨死体験をして、死んでも心はある、と思うようになったというようなことを言っていた。

彼はとても穏やかな心優しい感じで、以前より自分の心をみつめるようになった、

と言っていた。

そうだろうなぁ、と思った。


きっとまたいつか(死んだ後?)あなた(立花さん)に会えるだろうと思っていますよとニコニコとして言っていた。


「私たちはどのようにして臨死体験が起こるのかという脳の仕組みを知るだけで、

それが何ゆえ、そうなのかは信念に委ねるしかない」

と別の研究者が言っていたのも印象的だった。

そういう発言をする人は、死ねば心はなくなると言う人より、顔つきが穏やかで謙虚な感じがした。


死んでないうちに死んだ後のことはわからない。


臨死体験のような神秘体験をするときに動く脳の部分もわかっているという。

その脳は大脳の古い部分にあるそうだ。

と、いうことは人間は元々そのような神秘体験をするように出来ているということだという。

あぁ、そうなんだろうなぁと思った。

臨死体験はしたことはないけれど、

起きていながらの意識の神秘体験は小学生の頃したことがあるのでとても納得する。


番組の最後の方で立花さんが、

人は心楽しく生きる方がいいに決まっている。

本当に死んだらどうなるかは体験しかない。

この研究をして今は死が恐くなくなった。

お楽しみが待っていると思うようになった・・・


確かこんなふうなことを言っていたと思う。

正確かどうかは自信がないけど、感じとしてそんなふう・・・だったと思う。


彼がそんなふうに思えるようになって、本当によかったなぁと思った。

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