2022春 に書いた「レターフロムS ボンクラオトコと春の空」再掲です。
最高気温25、5度(今年最高)。
皆さん。おひさしぶりです。おげんきですか。
豊かな自然のなか、静かな時と川が流れるところで、僕はボーゼンとフヌケのような日々をすごしています。
四万十にもどって、もう一週間たつというのに(3月6日帰高)。
ベランダの椅子にすわり、かすんだ青空を、冬がれの林を、めぐる星空をぽけっとながめているうちに。
この平和な空が、いつまで続くのだろうか?と思っているうちに。
「何もしなくても満ち足りて一日を過ごしてしまうのが、田舎の生活の良い点であり、悪い点でもある。
何もしないうちに一日が一週間になり、またたく間に一ヵ月が一年になる」野田知佑
ボンクラオトコにおかまいなしに、季節は早春から春へ。
あかるさをました南国の太陽と、あたたかな南風に、厚手のフリースをぬがされる日もふえてきました。
(今日は夏日。今年初Tシャツで散歩)
川原では、ヤナギが芽吹き、あぜ道には、フグリやホトケノザ、タンポポの花がじこじこ咲きはじめています。
(寒さがきびしかった今冬。今春は、少し花がおそい。サクラの開花は平年なみのようですが)
風にのって、ウグイスのまだヘタクソな恋歌もきこえてきます。ケキョ。
冬の間、雨が少なかった川は、冬痩せ。
沈下橋から見る四万十川は、川原がとても広くなってます。
ウェイティン・オン・ア・レイニー・デイ。
春の雨を待つ、(まだ冬眠中の)鋤きかえされた田のカエル、川のなかの魚、草木の蕾たちは、
次のまとまった雨で、いっせいに動きが活発になり、川のほとりをニギヤカにしてゆくコトでしょう。
さて、僕もそろそろ春に目覚めなければ・・・。ゲコッ。
「春宵一刻値千金。両人対酌すれば川花流れる 一杯一杯復た一杯」
花流れる川をカヌーで下り、宵の川原で、焚き火を囲み、一杯やるのもまたユカイな春です。
ぜひ、少し足を延ばして、春の四万十に遊びに来てくださいね。では。
”Keep calm and carry on”
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