Der König Hat Eselsohren

Dresden - 02

トラムを降りて歩き始めると、日が陰っているせいか、思ったより肌寒い。
表の通りから会場に向かっているところ、結構人が歩いている。

ちょうど一般入口とKünster(アーティスト)口とで道が枝分かれているところで、どっちに行くべきか、ちょっと迷う。
2年前は、この2つがあるせいで、なかなかMarcに会えなかったんだったf(^_^;

今日は正攻法で、一般口からいってみるか?

と、行きかけるも、なんだかスゴイ行列だぞΣ( ̄□ ̄;)
ここを行くより、まずは近い搬入口を攻めてみるか。

で、どろどろの道を行ってみたのに、一般口の方に行けと。

ううう、めんどくさい。
でもここで電話するのは、もっとめんどくさい(笑)

仕方ないので一般口の方に行ってみよう。
また一昨日みたいにスタッフがいたら、ラッキー。

なんて事は起こらず(笑)

しかも入場口そのものは、既に待っている人たちでふさがっているので、脇の空いたところのセキュリティにパスを見せるも、わからない、といった顔をされる始末。
それでも繰り返し、前もってもらってるんだと説明して、押し切る(笑)

で、入ったところで、誰かいないか、特にステージにRüdeがいたりしないか探して見るも、見当たらず。

と、そこ、客席に比較的前の方に座ってるの、一昨日、入場口であったスタッフじゃん。
見ると、今日はオレンジ色のパスを巻いている(笑)

「Hallo! 今日は違う色のパスなの?」
「そうそう、そっちの脇から入って、もらうといいよ」

うむ。
ここの構造はわかっているが、当然、ステージ脇からバックに入るところにもセキュリティはいるぞ(笑)

でも、まだ入場前のためか、結構ゆるゆるf(^_^;
無事突破!!

でも、スタッフが立ち働いているだけで、Marcがいないぞ。
見た感じMarcの部屋っぽいところを覗くもいない。

その隣の部屋にいるひと、背中がMarcに似てる?
と思ったら、別人だった。

再びMarcの部屋(というよりスタッフルーム)に戻って、Marcはどこ?と訊いている背後にMarc現る!
「今日、違う色だって聞いたんだけど!」
と、青いパスを見せる。
Marc爆笑。つーか、よくここまで入り込んだよf(^_^;

無事、今日のオレンジのパスをゲット。
そのまま同じく右手に巻いていると、
「青い方、外しなよ」

が、3日間も巻続けているせいか、見た目はぐちゃぐちゃながら、しっかりと接着されていて、接着面がはがれないf(^_^;

見かねたMarcがはさみを探し出して、切ってくれた。
「スッキリしたでしょ!」
ホント、スッキリさっぱり(笑)

「荷物、ここに置いていい?」
「もちろんだよ」
もはや荷物の定位置(笑)

サウンドチェックをしている後ろから、今日のステージ上の様子を見てみるが、相変わらず、立つ場所に困る感じ。



2年前に比べれば、舞台装置が置かれているわけでじゃない分、そこそこ人が立てるとは思うのだが、ここの持ち場のスタッフ二人とMarcとでいっぱいいっぱい。
むしろ、Marcの入れる余地があるのか?というくらい、機材やケースがびっしりと置かれている。

反対側はもちろん、もっと場所がない。

うわ~、困りましたよ。

ステージ脇は?
さっき入ってきたのとは逆側から出てみると、ステージと柵との間はそこそこ開いているのだが、ちょうど見やすそうな場所にセキュリティが立っていて、ここで歌ったり踊ったりは、さすがにマズかろうf(^_^;



反対側も、同様。

客席も今は誰もいなくても、始まる頃には通路まで埋まるのはわかっている。

一昨年同様、一番外側の通路を通って、PAブースから見る?

それもそれで微妙。

ちょうどテストで、今日のスタートに表示されるらしき絵がでている。
もう、この時点でこれ見ちゃったら、ここから見なくても…f(^_^;





どこから見ようかと思案しているところへ、客席前方に女の子が走っていくのが見えた。

ヤバい!
開場時間だ!

そういえば今日のタイムテーブル見てなかった。

で、バックに戻るも、そういえばタイムテーブルを見かけない。
普段は結構、そこら中にあるのに。

と、「Wande klebern verboten(壁貼り付け禁止)」と書いてある。
だからか?f(^_^;

それでも、少なくとも、Marcの部屋にはあるはずだが?

なのに、色々貼られているコルクボードにも、タイムテーブルはない。

と、入口脇にひっそり貼られているのを発見!
今日の出番は20時30分?
17時開場なのに?



と思ったら、今日は、ASHよりさらに前にWellnessというバンドの出番があるのだった。
さっきサウンドチェックをしていたのはWellnessの人たちだ。
だからなのか、一昨日までは見かけなかったスタッフの姿もある。

それでも相変わらず3人の姿はない。
食事の準備が進んでいる中、ケータリングの様子を偵察したが、ここの冷蔵庫もビールは入っていない。
今回も、いちいちもらうしかないのか~f(^_^;


(つづく)
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