今日は一日かけてポツダムへ。そう、あの「ポツダム宣言」のポツダム。
とはいえ、今日の目当ては Schloss Sans Souci(サン・スーシ宮殿)だけだったり。
さすがにもう、疲れが溜まってきて、これさえ見られりゃいいや、くらいの投げやりな気持ちにはなっているが、だからといって駅前やブランデンブルグ門周辺にいる観光ツアーに参加するのはなぁ。
やっぱ、全部自分の足で歩きたいところ。
ということで公園の入口から並木道を辿り、ここから宮殿までとんでもなく遠かったらどうしよう?と思いながら、道なりに曲がったところで、
あ!あの遠くに見えるのはサン・スーシ宮殿!
これが本物かぁ!!
なんてきれいな!!
天気が良いこともあって、まるで絵はがきが目の前に広がってるみたいだ~!!
思わず、近づいていく過程を全部撮っちゃいましたよ(笑)
ヨーロッパの城や庭園は、それなりに見てきていると思うんですが、ここは絶品です。
陳腐な言い方ですが、まさに夢の宮殿、夢の庭。
とても現実とは思えないほど、完璧な美しさ。
ホントに、夢で見たことがあるような、そんな気がしますよ。
フリードリヒ2世が夏の離宮として寛ぐためにこの宮殿を建てたというのがよくわかります。
この景色の中にいたら、間違いなく俗世のことなんか忘れる。
が。
内部見学のチケットを買う列が長くて、現実に引き戻されるf(^ー^;
いや、これがもう、なかなか進まない。
あまりにゆっくりなんで、音楽を聴きながら待つこと1時間弱。
やっと買えましたよ。15時20分からの見学。
って、時計を見たら13時40分ですが…orz
この時間を使って、他を見て回るしかないだろう。
公園内は、フリードリヒ2世が建てたものばかりではなく、その後のフリードリヒ4世が建てた、このオランジュリーなんかもありますが、これも周りの景色と相俟って、落ち着くたたずまい。
イタリア風の建築ということで、南国っぽさも感じるし。
とにかくこの公園内は、どこをどう撮っても絵になる。
こちらは新宮殿。サン・スーシとは違って、いかめしいというか、まさにドイツっぽいというか(笑)
ここが公園の西の端なので、ここから東の端の方にあるサン・スーシまではまっすぐ歩いていけばたどり着けるはず。
ですが。
遠いんだ、これが。
歩けどもあるけども、この並木の向こうに見える噴水が一向に近づかない。
こんな風に、並木が切れて広場になったところからは、非常に上手い具合に、色々な建物を垣間見ることができるようになっていて、絶妙な設計ではあるんですが、見学の時間が迫ってくるのに、一向にたどり着けないf(^ー^;
やっと見えました(笑)
なんとか無事間に合いましたが、内部は撮影禁止です。
しかも見学する際には、靴の上からでっかいフェルトのスリッパを履かされます(笑)
でも内部も、狭いには狭いけれど、凄くきれい。
ここもヴェルサイユを手本にして作ったらしいけれど、本家本元のヴェルサイユや、それを目標にしたキームゼーやリンダーホーフよりも、こぢんまりとして暖かい感じがして、こっちの方が好きだなぁ。
とりあえず、ここまで全く座ることがなかったので(笑)、癒されているような、それ以上に疲れ果てたような、何とも微妙な感じですが、それこそ泊まりがけでここにのんびりしにきたら、物凄く良いリゾートになるかも。
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さすらいのかんりにん
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