とてもひさしぶり、う~ん、上海に行ったとき以来だから、かれこれ5年半ぶりに福岡空港の国際線ターミナルから飛行機に乗った(笑)
帰りのバンコクのことにばかり、何かと気をとられていたけれど、よくよく考えたら、行きの経由地:シンガポールも、乗り継ぎに10時間もあるんだった。
ネットでちょろっと調べたりはしたけれど、実際には全体の地図もなければ、マーライオン以外に何があるのかもろくに知らず、それどころか、そもそも大して興味もないままに到着。
飛行機を出たところで、むぉ~っと熱気を感じるものの、建物の中に入ってしまうと、冷房が効いていて却って寒い。
とりあえず、お金を両替するかおろすかしないといけないのだが、両替所のレートを観たところで、そもそも、どれくらいかかるものなのかも全くわからないので、その辺に置かれている無料の地図と簡単なガイドブックを拾ってきて検討。
地理と、掛かりそうなお金をある程度把握した。
街に出る前に手荷物をコインロッカーに預けたいんだけど、どこをみても表示がない。
地下に手に持つ預かり所があるというのだけは出ているのだが、夜中に乗る飛行機のターミナルがわからないだけに、できれば電車の駅の方にでもないものか。
と、思ったけど、見あたらない。
そばにいた係の人に訊こうとしたところで、まずつまずいた。
相変わらず英語が出てこない…。
それでも何とか意思を通じさせて、どうやらやはり荷物預かり以外に手段がないようだ。
しかもこれが遠い。全くウンザリする。
長い道のりを再び辿って、駅で切符購入。
うお!
片道切符なのに、カードが出てきた!
しかもこれ、1枚あたり1ドルのデポジットをとられている(笑)
まぁ、全くゴミが出ないわけだから、めちゃくちゃエコだけどな。
日本を出る前からずっと、天気予報が雨だったので、仕方なく傘を入れておいたけれど、車窓からみたところ、すでにやんでいるようだ。
それでもRaffles Placeの駅を出ると、ぐるっと高層ビルに囲まれている上に、雲が垂れ込めているせいで、方角がつかめない(笑)
道路標示が出ているところを探して、地図とつきあわせた上で、方角を確認。
それにしても、車がビュンビュンぶっ飛ばしてくるんで、信号のないところはなかなか渡りづらい。
でもって、幹線道路ともなると、尚更渡れる場所を探すのが大変だf(^_^;
結構苦労してマーライオン公園にたどり着く。
苦労してたどり着いたせいで、尚更がっかりだ(笑)
しかしまぁ、このあたりのビルときたら、どれもこれも「珍妙」としか言いようのない形をしてやがる。
香港や上海もどうよ、とは思うけど、ここの方がひどいような…(笑)
つーか、向かい側の方の、ひときわ珍妙な建物の下でに大型のスクリーンが設置されていて、何かやっていると思ったら、どうもその建物を人が登っていて、それを中継しているらしい。
画面に映るのと同じ赤い色が、点になって、ビルをするすると上がっていくのが見える。
なんだありゃ(笑)
や、しかし、ここに来るまででもう歩き疲れたな~。
つーか、のどが渇いた。
うん。
飛行機の中で酒を飲み過ぎたせいで(笑)
橋の下にスタバを見つけて、レモンハイビスカスティーなんて言う絶好の代物を見つけて一息。
それにしても、曇っているせいなのか、今日がたまたまそうなのかはわからないけれど、意外と涼しい。
日本に比べても湿度は高いと思うけれど、ほとんど汗をかかないくらい。
とんでもなく蒸し暑いことを想定していただけに、結構拍子抜けする。
でも、実はいつもこの程度で、蒸し暑いとは言っても、日本みたいにべったりと汗をかいて気持ち悪い、なんてことはないんだと言われたら、シンガポールに移住することを考えても良いかも(笑)
一息ついたところで再検討。
ろくに何があるのかも知らないし、特にここに行きたいと言うこともないので、手っ取り早く見所をぐるっと回るバスに乗りたい。
しかもガイドブックに書いてある、水陸両用のバス(笑)
手元の冊子では詳しく出ていないけれど、前にネットでみたときに、乗り場がCity Hallのあたりになっていたはず。
まずはそこへ行ってみよう。
ここからだったら、歩いて行った方が早そうだし。
と、思って歩き出したものの、City Hallの近くに行ってからが結構大変。
道路の幅が広くて、歩行者は地下を通らなければならず、これが普通の歩行者通路ではなく大規模なショッピングモールが連なり、そこから地上に出た建物がまた巨大なショッピングモールであり、次の建物に移動してもさらにショッピングモールであり…。
夕方と言うこともあって、人がうじゃうじゃ歩いている上に、チェーンの同じ店も何度も出てくるので、方向音痴の人だったら、一発で迷うに違いない(笑)
そうでなくても、地下を通らずに向かいの建物に行こうと思うと、道路を渡るのに苦労するので、目指すところまでなかなかたどり着けない。
しかも、目指すところ自体がうろ覚えだし(笑)
それでもなんとか建物を通り抜けた先に、観光用の2階建てバスが止まっているのを発見!
近くに人が座り込んだりもしているので、すぐにでも出るのかと思ったけれど、運転手の姿はなく、どうにも動く気配がない。
それに、水陸両用車は???
そこへ、近くにいたおばさんが近づいてきた。
????
中国語で訊かれても、何もわかりませんf(^_^;
「I can't understand...」と、幸いにもこれはすっといえたけれど、今度はおばさんに命じられたっぽい、小学生くらいの男の子に英語で訊かれる。
それ自体よく聞き取れなかったんだけど、そもそも私だってこのバスのことがどうなってるのか知らないよっっ!!!(笑)
すると、ちょうど通りかかった人が、この家族に中国語で教えてあげている。
どうも建物の中にカウンターがあるようだ。
カウンターまで連れて行ってもらうらしい家族の後についていこうとしていたら、なにやら遠くから奇妙なものが近づいてくる…。
もしかしてアレは、水陸両用のDuck号じゃないか!!
停車場の方に入ってきて駐まったので、運転手の人に次のツアーはいつなのかを訊いてみると、今日はもう終わりだという。
中のカウンターももう終わってるけれど、そこで申し込んで明日の朝なら乗れるんだと。
いやいや、それじゃダメじゃん。
「今夜出発しなきゃならないだよね」
「それは残念」
と、とりあえず言いたいことは伝わった。
が、実はこんな簡単なことなのに、文法がめちゃくちゃというか、ドイツ語風になっている。
だって、動詞が助動詞のすぐ後ろではなく、文の最後になってしまうからだ(笑)
病気は深刻…orz
中のカウンターとやらを探していってみると、確かに18時半でしまっている。
普通に2階建てバスの方は夜のツアーもあるらしいので、もっと早く来ておけばよかったようだ。
でもまぁ、仕方がない。
こうなったら、夕飯でも食べに行くか。
有名な、屋台が連なっているところでも良いんだけど、なにぶん、食べ放題とか食べ歩きとかには向かない質なので、チキンライスが有名だというチャターボックスに行くことにする。
地下鉄に乗るべく、またもや延々と続くショッピングモール。
Orchardの駅を出ても、さらにどこまでも続くショッピングモール…。
いったいここは、どれだけ買い物をしろと言ってるんだろう。
買い物依存症とまで言われたことのある私ですら、こんなにいらない、と思うほどだ。
ウンザリしながらしばらく歩いて、マンダリンの中にあるチャターボックスに到着。
有名な店だから、行列しているとか、予約がないとダメと言われるとか、そんなことを予想していたら、あっさり通される(笑)
チキンライスとビールを注文して、ちょっとほっとする。
あ~、歩き疲れたな~。
と、チキンライスが出てきて、はたと気が付いた。
これ、どうやって食べるのかな?
なんか「こうするんだ」的な食べ方がありそうなんだけど…。
でもまぁ、蒸した鶏自体も美味しいし、鶏のスープも美味しいし、スープで炊いたらしいご飯も美味しいし、もう勝手に日本流=全部別々で食べることにした。
食べたら、思った以上に元気回復。
どうせならOrchard Roadをずっと歩いて行ってみよう。
相変わらず店が延々と続いている上に、建物がまた、最近の日本では見かけないような、派手派手。ギラギラ。
なんつーか、成金が夢見たような豪華さ、みたいな?(笑)
City Hallの近くまで来ると、ギラギラは少なくなるけれど、あちこちライトアップされていたり。
時間もあることだし、思い切って歩いてみたら、マーライオンまで歩けてしまった(笑)
昼に見るよりは、夜の方がまだましである。
近くの観光船乗り場の方に行ってみると、あと10分で出るという。
30分の観光か。
だったら時間的にもまだ大丈夫だな。
観光バスに乗れなかった分、金も残ってるし。
船が出るまでの間に、観光船のおっちゃんが、マーライオンやカジノの建物をバックに、写真を撮ってくれる(笑)
船が動くせいで、なかなか思ったように夜景が撮れないものの、シンガポール側からの眺めはなかなかのもの。
特に、川縁に連なったお店の活気は、かなり良い感じだ。
わざわざ観光のためにまた来ようとまでは思わないけれど、もしまた来ることがあったら、今度はあの辺をぶらついたら面白いだろう。
船が戻ってきたところで、マーライオンの正面顔の撮影に成功。
こればっかりは船に乗らないとみられない。
船を下りると、すぐそばのオープンテラスのところでW杯の中継をやっている。
イングランド戦か。すでに1点入っている。
注文もせずに図々しく観戦(笑)
でも、こうやってみてるのって、やっぱ男ばっかしなf(^_^;
ま、いいんだけど。
1-0のまま前半が終わったものの、もうこれ以上立ってみているのは辛い。
もういいや。空港まで行っちゃおう。
空港まで行く電車の中ですでに眠い。
乗り継ぎで寝過ごすことの内容に頑張って、ようやく空港到着。
出発情報をチェックすると、第2ターミナルからだ。
手荷物預かり所まで行って、そこからまた第2ターミナルに移動するのが遠い。
しかも、中に入ってから航空会社のラウンジまでがまた遠い。
しかも、飲み物はたいしたことないし。
隅の方にマッサージチェアなんかも見えるけれど、今アレに乗ったら、絶谷爆睡して、飛行機に乗り遅れる(笑)
シンガポールに来るまでと違い、ここからはエコノミークラス。
しかも満席f(^_^;
もういいや、とっとと寝よう。
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